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新卒がAWS summit行ってみた話

に公開

初めに

株式会社ウェイブに新卒で入社し、立派なエンジニアになるべく研修をしているフクロウです。
研修でも扱ったAWSに興味を持ち「AWSsummitに行ってみたいのですが…」と聞いたところOKをいただいたので、2日目の方に参加してきました。
今回はその体験記をお届けしたいと思います!

人多くない?

駅に着いて真っ先に思ったこと「人多いな」
会場に着いて真っ先に思ったこと「人多いな」
情報化社会のこの時代、興味がある人はやはり沢山いるみたいですね。
個人的にかなり驚いたのが、休憩スペースで明らかに仕事をしている人がいたことです。
お疲れ様です…と心の中で呟きながら後ろを通りました。

expoめちゃくちゃ面白い

事前に予約していたセッションだけでなく、パートナー企業の展示やAWSを使用して実際に作られたサービスや製品を見ることが出来ました。事業の話の方はまだ業界に詳しくない私でも分かりやすく、色んなブースに行って話を聞いていました。
メディアコンテンツを扱う企業の一員としては「AIで新聞の見出しを作成する」アプリや、作中の場面ごとの登場人物の心情や相関図を生成したりできる「AIシナリオライター」というアプリに興味を持ちました。
人間の創造力が問われるエンタメ業界において、制作の補助やそれ以外の事務的な部分を効率化し、コンテンツについて考える時間を増やしていくということは、とても重要な取り組みだと思いました。
その他で印象に残ったのは、髪型提案機能のある鏡です。顔の特徴量を解析し、自分にあう髪型を画像から選び、それを美容師も参考にすることで、顧客の希望と美容師の認識の差を埋めることができる製品です。アプリ上で似合う髪型や髪色を試すものはすでにありますが、鏡とセットになっているものは初めて見ました。

セッション

事前に幾つかのセッションを予約していたので、そちらにも参加してきました。全体的にAI活用と初心者向けのセッションを選んでいたので、分からない単語をスマホで調べながらなんとか聞いてきました。
そのうち特に印象に残った2つをご紹介します

  • 「業界・タスク特化型LLM」独自カスタムモデルの強みとビジネス活用への取り組み
    LLMに興味があったのでこのセッションを選びました。
    簡単にまとめるとタイトル通りで、チャットGPTのような汎用モデルではなく、独自の業務に特化したLLMモデルを作ろう!という話でした。分野はもちろんですが、会社や事業ごとに違うルールやデータがあります。その全てに対応できるモデルを作るより、使う場面が限られているならそこに特化したモデルを作成した方が実用性が高いという考えです。コストが抑えられるのもメリットの一つです。
    かなり便利に思えますが、LLMモデルだけでは業務に完璧に適応できる訳ではないので、AIエージェントやセキュリティの整備は必須になっています。今後は自社のAI情報をどう守っていくかが重要になっていきそうです。

  • 日本企業のDX成功の道-デジタルの前線化とそれを支えるデジタルプラットフォームの構築
    そもそもDXって何?何がよくてこんなに流行っているの?と思い受講しました。
    前半はDX意識調査の分析結果の話でした。
    アジャイル開発、パブリッククラウド、クラウドネイティブ技術の三つを活用できているかどうかで企業を分け、それぞれのカテゴリでDX化の成果や取り組みの実態を分析していました。三つ全てを活用できている企業の成果や満足度が一際高くなっており、どれか一つを取り入れるだけではあまり成果は出ていないようです。
    後半はDX化が上手くいく組織形態の話でした。
    上記の調査で、DX化が成功している企業の9割はシステム開発が内製化しているそうです。
    業務とITが一体になっており、尚且つシステム開発が内製化している組織運営方法として、「サービス志向型組織」というものが挙げられていました。これはサービス・事業ごとに、企画・業務・エンジニアで一つのチームを構成し、市場変化に俊敏に対応できる形態にするというものです。
    これを聞いた私は「ウェイブこのまんまじゃん」と内心テンションが上がっていました。テレビで紹介されてたお店が地元のお店だった時と同じ気持ち。
    もちろん、良いところばかりではなく、セキュリティや品質悪化、コスト管理などの問題点もいくつか挙げられており、万能なものは無いのだなと思いました。良い組織構造を保ちつつ、生じるリスクにも気を配っていきたいですね。
    知りたかったこととは少し違う内容でしたが、これからの長い社会人生活の中でどう働くのか、どういう人材が求められるのかを知ることができました。

まとめ

初めてこういったイベントに参加しましたが、かなり楽しめました
同時にまだまだ知識が足りないと思うことが多く、社内のことだけでなく業界全体のことにも目を向けないといけないなと思いました。知らないことが沢山あるなぁ。

余談ですが、パンフレットやらお菓子やらポーチやらステッカーやらを沢山もらいました。流れでよくわからないまま製品の営業を受けて「だ、大丈夫です……」と逃げ回っていたので、その辺の立ち回りも上手くなりたいです。

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