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RubyGold 3.1 合格体験記

2024/05/16に公開

RubyGold3.1を2024年4月22日に受験し、合格したので、
試験のためにやってよかったことなどを共有します。

事前情報

Rubyは2年くらい実務経験があり、RubySilverを2022年11月に取得しています。
今回は、チームの中で自分だけRubyGoldを取得していない状態だったので、
自分も取得しなければ!という思いから受験を決意しました。

試験のためにやったこと

試験のために2週間前から準備しました。基本的には週末(おそらく合計20時間くらい??)に勉強時間を作りました。

  1. (公式教本) Ruby技術者認定試験合格教本

    • 巻末についている模擬試験を2周しました。
    • 教科書部分は、模擬試験でわからなかった部分のみ読むという辞書的な使い方をしました。
  2. 模擬試験

  3. メタプログラミング Ruby 第2版

    1~4章を2周しました。

  4. Rex

    90点以上を取れるまで何度も挑戦しました。

  5. 先人のブログを読む

    Ruby3.1で変わった部分を確認したり、試験に出やすい内容を知りました。

    わかりやすくまとめてくださって本当に感謝です。

    わかりやすかったブログ↓↓

試験によくでるポイント

実際の試験や模擬試験でよく出たものを列挙しておきます。↓

  • 特異クラス、特異メソッド

  • クラスインスタンス変数

  • class_eval、module_eval

    文字列が与えられた場合には、定数とクラス変数のスコープは自身のモジュール定義式内と同じスコープになります。ブロックが与えられた場合には、定数とクラス変数のスコープはブロックの外側のスコープになります。

  • Refinement

  • 定数の探索

    • レキシカルスコープ → 継承関係の順
  • 継承関係

    • include
    • prepend
    • refinement
  • superとsuper()の違い

  • ブロックの定義、呼び出し方

    • Proc
    • Lambda
    • call
    • yield
  • raise、rescueの挙動

    • エラークラス指定せずにraiseした場合
    • エラークラス指定せずにrescueした場合
  • Enumrator

  • 番号指定パラメータ(_1)

試験にでたけどよくわからなかったポイント

わからなかった、答えに迷ったものを列挙しておきます。↓↓

【個人差あり】合格のためにやってよかったこと

合格のために必要だったと思うことを共有します。(個人の感想です)

  1. 先人のブログを読む

    実際に試験に出たポイントやその解説をまとめて知ることができるので、必読です!

  2. 模擬試験とRexで90点以上取れるようになる

    出題傾向を知ることができます。ここで間違えた問題は徹底的に調べて理解しました。
    何度も繰り返して解くと、答えを覚えてしまうのですが、毎回なんでこの答えになるのかを説明しながら解くようにすると良いと思います!

    ※現時点(2024/4)ではRuby3.1に対応していないものもあり、答えが違うものもあったので、そこだけ注意が必要です。

やらなくてよいかもしれないこと

  • (公式教本) Ruby技術者認定試験合格教本

    個人的に教科書的なものを読んで学習するのが苦手なので、、問題演習で間違えた項目について調べるようにすれば、必要な知識は得られると思います。

  • メタプログラミング Ruby

    すごくためになる本ではあったのですが、試験のためには必須ではないかもと思いました。メタプログラミングについて理解が深まるので、読む価値はあります!

さいごに

試験勉強をきっかけに、まだまだRubyについて知らないことがたくさんあるんだなと痛感しました、、これからも精進していきたいと思います。

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