[Git]新しいプロジェクトに参画した時のGitのセットアップ

2021/05/02に公開

はじめに

私は、主に客先常駐でWebプログラマーをしていますが、だいたい半年から一年でプロジェクトを移動します。

そのため、毎回Gitの設定をするのですが、いつも鍵の作り方のコマンドを忘れたり、ユーザー名の設定を忘れたりします。毎回調べるのもしんどいので、ここらでまとめておきます。

やること

インストールはOSごとに異なるので、割愛します。大抵パッケージ管理システムからインストールすれば良いと思います。

やることを以下に示します。

  • ユーザー名とメールアドレスを指定する
  • color.uiをtrueにする(好み)
  • エイリアスを設定する
  • gitホスティングサービスにssh接続するための鍵の設定

ユーザー名とメールアドレスを指定する

$ git config --global user.name "username"
$ git config --global user.email user@example.com

これ毎回忘れるんですよね。特にuser.を書くのを忘れます。

ここのユーザー名やメールアドレスは常駐先で発行されたGithubやBitbucketのアカウントに合わせましょう。

color.uiをtrueにする(好み)

$ git config --global color.ui true

color.uiがオンになっていないと、CUIでgit操作をする時にログなどがかなり見づらいです。

色がつく、つかないってsshクライアントに依存するのかと思ってたんですけど、gitの設定で変更できると知った時は衝撃でした(知るまで真っ白なログは仕方ないものだとばかり。。。)

エイリアスを設定する

$ git config --global alias.co checkout

よく使うエイリアスを設定しましょう。ないならなくて良いです。git logはオプションたくさん使いがちなのでそれを登録するとよさそうです。エイリアスはググってみてブログに書いている人のをパクりましょう。

gitホスティングサービスにssh接続するための鍵の設定

GithubやBitbucketに鍵を設置する方法は覚えていても、鍵を生成する方法って忘れちゃうんですよね。てことで鍵の生成方法にフォーカスしてまとめます。

鍵格納用のフォルダを作成

$ mkdir ~/.ssh/github
$ mkdir ~/.ssh/bitbucket

鍵の生成

ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "youremail@example.com"

このあとはそれぞれの鍵の作成場所はそれぞれの鍵を使って行います。

/Users/ユーザー名/.ssh/github/id_rsa
/Users/ユーザー名/.ssh/bitbucket/id_rsa

鍵をGithub(Bitbucket)に設置する

各サービスの設定画面から鍵を設置します。

.ssh/configの設定

Host github.com
    User git
    Port 22
    HostName github.com
    identityFile ~/.ssh/github/id_rsa
    TCPKeepAlive yes
    IdentitiesOnly yes
Host bitbucket.org
    User git
    Port 22
    HostName bitbucket.org
    identityFile ~/.ssh/bitbucket/id_rsa
    TCPKeepAlive yes
    IdentitiesOnly yes

.ssh/configの権限を変更

作成した.ssh/configの権限を変えてあげないと接続できないことがあるみたいなので、権限を変更します。

$ chmod 600 ~/.ssh/config

接続テスト

$ ssh -T git@github.com
$ ssh -T git@bitbucket.org

Discussion