RSGT2025に参加してきました
RSGT2025に参加してきたので忘れないうちに参加レポートを書いておこうと思います!
過去、スクフェス系のイベントでいえば、スクフェス仙台2024とスクフェス神奈川秋2024の2回に参加したことはありましたが、RSGTは今回が初めてでした。
印象に残っているセッションやワークショップ
まずは参加したセッションやワークショップの中で印象に残っているものを挙げていきます。
1個ずつ深く書いていくと終わらないので、ざっと書いてみます。
Day0
カンファレンスでリフレッシュ!無理なく楽しむカンファレンス参加術
自分がスクフェス系のイベントに参加し始めて少し経過した頃で、個人としてはめちゃめちゃ学びもあるし会社へ還元もできている(つもり)ではありつつも、なかなか馴染みきれてないし、などといろいろ悩みがでてきていた頃だったので、このセッションはとても参考になりました。
また、RSGTって割とお値段がするので、この金額に見合う学びや会社への還元ができるかなという不安もあったのですが、そういった不安も解消につながった良いセッションでした。
RSGTを一緒に楽しむ仲間を増やすための会
Day1のお弁当を一緒に食べる仲間を見つけることができた良いセッションでした。記者会見ワークショップというやつをやったのですが、全然いい質問できなくてちょっと悔しかったですw
Day1
The Best Product Engineering Org in the World
登壇内容は素晴らしかったのですが、内容以外で気になる部分が多くて集中しきれなかった記憶が強いですw
スライドに登場するキャラクターがめっちゃ可愛かったり、通訳の速度がやばかったり、若干初めてのRSGTに気圧されていたかもしれませんw
エンジニアリングにおいては技術力やアウトプット、アウトカムなどが評価の主軸になることが多いですが、メンタリティやカルチャー、醸成リーダーシップなども重要な要素であり、それらを細かくラダーに組み込むというのはおもしろいなと感じました。
自分が最近取り組んでいきたいなと考えている内容とも近しいことが紹介されていて、少しだけ自信を持つことができました。
スプリントレトロスペクティブ Deep Dive
ちょうどもっと検査・適応をうまく回していけるようになりたいなと考えていたのでタイムリーなセッションでした。
特に、どんな改善を選ぶかというお話はめちゃめちゃ刺さりました。どうしてもコストが低いやつから試しにやってみようとなりがちですが、そうではなくて最も役に立つことをやるべきだと。そういった強い意志を持つ必要があるなと改めて感じました。効果的な改善アクションってなんだろう?どうやって判断すれば良いだろう?という悩みは残っていますが、そこについて考えてみようと思います。
エンジニアリングマネージャー視点での、自律的なスケーリングを実現するFASTという選択肢について
弊社のお話です。自分はエンジニアとしてこのFASTにチャレンジしています。このセッションではエンジニアリングマネージャー視点ですが、エンジニア視点でもいつかお話する機会があるかもしれないし、ないかもしれません。
個別に1on1的な形でよければぜひ以下のリンクから気軽にお申し込みください!
「スクラムマスターしているけど、上手くできている気がしない」からの脱却!チームへ影響を与えられるスクラムマスターになるために
自分はスクラマスターという肩書きではないのですが、エンジニアとしてボトムアップにチームを良くしていきたいと考えています。そして、まさにうまくできている気がしていない状況だったので、これまたタイムリーなセッションでした。
お話されている内容を聞いていると「確かにそうだよなー、そういう風に考えると良いのか」と気付きをたくさん与えてもらいました。自分はいままでぼんやりうまくいってるのかなあと感じていた部分が、具体的にここがうまくいってないんだなとか、言語化することができるようになると良いなと。ここは自分でもトレーニングしていきたい!
Day2
Maximizing Value Using a Digital Product Mindset
正直まだこの発表は全てを咀嚼しきれていない状況なんですが、とても興味深い内容でした。まずは発表を見直して、自分の中で整理していきたいと思います。機能ではなく価値に向き合う開発をしていきたいなと、そう感じました。
フレームワークを生み出すメタフレームワークという考え方 -適応型から生成型へ-
最初は生演奏あるから現地で見るのがオススメだよ(Zoomだと演奏音が入らないので)という謎の言葉にのせられて聞きに来たのですが、一番考えさせられたセッションだったかもしれません。自分たちがいまチャレンジしているFASTというフレームワークをより良くしていくためには、まさにこの適応型から生成型へのマインドチェンジが必要なのではないかと感じました。理解が遅くまだうまく言語化しきれていない部分が多いのですが...。あと生演奏も最高でした(?)
Day3
Dynamic Reteaming: リチーミングのパターンとフォースを体験しよう!
最終日はこちらのワークショップに参加しました!OSTと最後まで悩んだのですが、FASTではリチーミングの機会が多く、このワークショップから得られるものが多いのではないかと思い参加しました。このワークショップでは、リチーミングによって何が起こるかであったりどんなパターンがあるのかなどを体験できました。ここはより深堀りして学びたいトピックだなと改めて感じることができた非常に良いワークショップでした。
keynote
このセッションをうまくまとめて書ける自信がないです。とりあえず冒頭挨拶があまりにも良かったです。先人たちの思いが詰まったバトンを受け取ったような気がしました。自分はまだアジャイルコミニュティについて知識が少ないのですが、偉大な方の話を聞くことができる機会をいただけてとても幸せでした。
セッション以外
今回はセッションやワークショップも良いが、せっかくならギャザリングしてこい!ということで、そんな感じのサブテーマを持っていました。ちなみに、目標としてXのフォロワー500人を置いていましたが、無事に達成できました!ギャザってくれたみなさん、ありがとうございます!
コーチズクリニック
なんとRSGTでは有名なアジャイルコーチやスクラムマスターの方々に、なんと無料でコーチングをしてもらうことが可能です。自分もこれを利用してコーチングを受けさせていただきました。
ランチ
Day1のランチはDay0で同じグループになったみなさんで一緒に食べました!一番不安な初日のランチを一緒に食べる人が決まっている安心感、めっちゃ良かったです。初参加の人は、ぜひDay0に参加してDay1にランチの約束をしておくことをオススメします。
スポンサーブース
今回特に印象に残っているのはクリエーションラインさんのスポンサーブースです!クリエーションクエスト(間違っていたらすみません)というゲームを用意してくれていて、これに参加するとスピーカーの方と話すきっかけを作ってもらえます。初参加であったり経験が浅かったりすると、スピーカーの人に話しかけるのはハードルが高く感じるかもしれませんが「クエストなので」という理由があれば一気にハードルが下がりました!
飲み会
自分が一番不安だったのは、ここですw
サブテーマがギャザリングなので、絶対に参加するぞという意気込みはありつつも、お酒も飲めないし人見知りなので、乗り遅れたらどうしようという不安でいっぱいでした。実際に始まってみると、connpassで事前募集している飲み会があったりDiscordで誰でも良いから来て!という募集があったり、多少の壁は乗り越える必要がありますが、かなり低いハードルで参加できる環境が整っていました。おかげで3日とも乗り遅れることなく、とても楽しい時間を過ごすことができました。
次は...
とりあえず、ふりかえりカンファレンスとスクフェス神奈川は参加したいなと思っています!今年はイベント参加も増やしたいし、なによりプロポーザルを出して登壇する機会も作っていきたいなと思っています。どこかのイベントでお会いした際はまたよろしくお願いします!
さいごに
まずはなによりこんな素敵な場を提供してくださった方々、ありがとうございました。
いろいろな仕組みや手助けのおかげで、初めてでもとても満足した時間を過ごせました。
自分は「〇〇さんと話してみたいので一緒に行ってくださいよ〜」ってお願いできる人が社内にいたので、ありがたくそのパワーをお借りしましたが、そうではない人も多いと思うので、少しずつ自分もそうやってみんなのギャザリングを手助けできる側になっていきたいなと思いました!
PS. アクキーを受け取ったみなさん、いっぱい可愛がってあげてくださいね!良い旅を!
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