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図解即戦力 物流業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書を読むぞ

wokwok

物流:空間と時間の乖離を無くすことで価値を出す。
商流:所有権とか岡根とか、もの以外の移動
物流:モノの移動

物流の市場規模:約24兆円(2017)。増加傾向。5年で3兆ということは、今は27兆円位かも。数年んは30兆弱と思っておけばよさそう。大体石油や電力と同じ市場規模。

就業者:258万人。全産業就業者数の4%!?マジで?

24兆のうちの6割はトラック。14兆円。

近距離はトラックが圧倒だが、距離が延びると海運が増える。それでもトラックが5割はキープ。
距離以外にも、人手不足や環境の関係でほかのモード(海運や鉄道)が増えるかも。

営業物流:依頼で物流をやる
自家物流:荷主が自分で物流をやる。
台数ベースだと2割が営業、8割が自家。
トンベースだと7割が営業と逆転。
営業の方がいろんなところに大量に輸送できるので、稼働効率(実働1日1車あたり輸送トンキロ)は9倍。
環境負荷も低くなるので自家物流は減少傾向。だが、自家物流はうまくいけば環境負荷を考慮したりとか、そういうアピールが独自でできる。ハイブリッドにしてウハウハなところもある。

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物流の基本機能
輸送、保管、荷役、包装、流通加工、情報システム

輸送モード:トラック、船舶、鉄道、航空機など

RORO船:トラックが自走して乗り降り(Roll on, Roll off)できる船。
バラ貨物:梱包されていない状態で大量に輸送される貨物のこと。バラ積み貨物、バラカーともいう。石油、セメント、穀物、鉱物資源などが例。

輸送:拠点間移動
配送:物流拠点から荷受人へ送り届けること

保管:商品をスムーズに届けるための緩衝材。品ぞろえが十分であること。すぐに取り出せること。要求された数量あることが重要。

荷役:物資移動のための作業。トラックやコンテナへの積み下ろし、倉庫などの建物内や敷地内などへの運搬、パレットなどに対する積み付け、保管物資から必要なものを取り出すピッキングなど。

包装:包装品の保護。個装、内装、外装。

情報システム:戦略・企画、計画・管理、実務

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2章 物流会社の役割

物流市場規模24兆円、トラック14兆円。50人以下の企業が9割で零細や中小企業が中心
規制緩和により事業者が急増し競争は激化。価格競争。
従来型と先進型で二分化が進む。

ロジスティクスは「輸送」「補完」といった単機能の集合体ではなく戦略。物流だけではなく、生産販売等の企業活動全体を最適化するのが目的。

サプライチェーンマネージメント(SCM): 原料から消費者までのモノの流れを総合的に見て最適化するための手法。
 - 欠品防止、在庫の削減、リードタイムの短縮、ローコストオペレーション、キャッシュフロー改善など

物流ネットワーク:拠点(ノード)、経路(リンク)、輸送機関(モード)

拠点設置のトレードオフ

高機能な大型物流センターへの需要が拡大している。(DPL(ディープロジェクト・ロジスティクス)とかがまさにそれか。)

3PL(サードパーティロジスティクス):荷主企業に代わって効率的な物流戦略の立案や物流システムの構築提案を行い、それを受託して実現する。

元請物流事業者:事業者視点
(正直違いがよく分からん。立場が違うのはわかるが。企画フェーズに口を出せるかどうか?)

3PLはアセット型とノンアセット型の2種類に大別される。

  • アセット型:自社で保有しているアセットを使用してサービス提供
  • ノンアセット型:物流の専門知識と、輸送事業者、倉庫事業者をコーディネートする
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3章 基礎知識

コスト管理重要やで~。外注したもの以外にも、社内で運搬するのも、一般的に製造費に含まれているけど、本来は物流コストやで。購買した時の配送料もそうやで。その辺ちゃんと把握して管理せなあかんで。

ほんとこういうの面倒や。

物流の中の運送業は、その9割がトラック。トラック運送の効率改善がキモや。
実車率x積載率x稼働率
実車率:走行距離の中の実際に貨物を運ぶための走行距離
積載率:最大積載量に対する積載量
角道立:運行可能な日数のうち、実際に稼働した時間、日数の割合

トラックの原価構成の約50%が人件費
 ⇒待機時間の削減などの対策が必要。
 運送業者を支援する法律も整備されつつある。30分以上の待ち時間がある場合、乗務記録に記載するとか、付帯作業を行う場合も記載するとか。

原価構成の2割は物流センターの費用。物流センターの原価構成の40%が人件費。
 ⇒自動化とか行われ始めている。

物流管理の8項目

KPIの例

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4章 物流の仕組み

自動車業界:JIT生産方式
集荷センター(ミルクラン)⇒納品センター(多頻度少ロット)⇒完成車メーカー

化学品:企業間での大ロット直送輸送が多い。
 荷姿(固体、液体、気体)により物流の形態が異なる
  液体、気体:ケミカルタンカー、タンクローリー
  個体:紙袋やフレコン(フレキシブルコンテナバッグ)
 化学薬品取り扱いのため、専用資格が必要な場合がある
 一部、ストックポイント(中継保管拠点)を利用した少量多頻度輸送などが増えてきている。

住宅建材:工事の進み具合による輸送が必要。天候にも左右される。狭い場所にも運ぶ必要がある。

卸売業、アパレル、ドラッグストア、コンビニ、スーパーマーケット、

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5章 先進企業

・日本通運
???
売り上げが3兆弱あって、倉庫も巨大(320万m^2)。グローバル展開もしている。というのはわかったが、具体的なことが書かれてなくて何が先進かよくわからん。
多彩な物流機能により効率的な物流プラットフォームを構築し、、、??だから具体性が。。。

・センコー
???
チッソの子会社から発展してきたというはわかった。
1965年からコンピュータによるシステムを導入。というのはとにかく先見の明があることはわかる。
。。。なんだこの章は。主要プレイヤー紹介ってとこか?

・日立物流
IoT,AI,ロボティクス,フィンテック,シェアリングエコノミー

・丸和運輸
。。。

・ヤマト運輸
PUDOステーションだ。お世話になります。

・西濃運輸
「運べないものはない西濃運輸」として知られています!!

ダブル連結トラック!こういうのはいいぞ。

・ホームロジスティクス(ニトリ)
。。。

・ニチレイロジグループ
ペーパーレス、誰でも出きる化、無人化・省力化、トラック待機問題解消、事務効率化、新技術活用。

・ASKUL LOGIST
コンシェルジュサービスドライバー

・三菱倉庫
。。。

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6章 最新技術

ロジスティクス4.0はAI,IoTだそうです。

7章 労働環境改善
労働時間が長く、所得が少ないらしい。自分の幼馴染はめっちゃ稼いでいたけど、、、もしかして格差があるのではないか?

人手不足。

荷待ち、荷役が長時間労働の原因の一つらしい。

8章 将来展望

このスクラップは2023/02/03にクローズされました