このチャプターの目次
VC Helperを用いてMMVCのボイスチェンジャをWindowsで使用する方法を説明します。
前提
MMVCのモデルをトレーニング済みであることを想定しています。
まだトレーニングを行っていない方はMMVC公式のページに従ってトレーニングを行ってください。なお、MMVCに特化した音声の録音アプリはVC Helperで提供しているので、こちらをご利用になると便利だと思います。
アプリのダウンロード
githubのリポジトリからダウンロードができます。下記の条件にあうファイルをダウンロードしてください。
# | 条件 | ファイル |
---|---|---|
1 | OnnxのモデルをGPUで動かす場合 | MMVCServerSIO_win_onnxgpu_nocuda_v.x.x.x.x.zip |
2 | OnnxのモデルをDirectMLで動かす場合 | MMVCServerSIO_win_onnxgpu_nocuda_v.x.x.x.x.zip |
3 | PyTorchのモデルをGPUで動かす場合 | MMVCServerSIO_win_onnxgpu_cuda_v.x.x.x.x.zip |
4 | OnnxとPyTorchの両方のモデルをGPUで動かす場合 | #3と同じ |
※ x.x.x.xの部分はバージョンを示します。最新のものを選んでください。
※ #1, #2で極まれにハードウェアアクセラレーションが効かない場合があります。nocudaの部分をcudaに置き換えたファイルを使用すると動く場合があります。
起動
ダウンロードしたファイルを解凍します(解凍には数分かかります)。
解凍されたファイルの中にMMVCServerSIO.exeというファイルが含まれるので、これをクリックして実行します。
Microsoft Defenderにより起動が停止される場合があります。詳細情報をクリックすると実行ボタンが表示されるので実行ボタンを押してください。
起動が成功すると次のようなターミナルが起動し、少し遅れてGUIが表示されます。
GUIは次のようなものです[^1]。
操作
アプリ内での操作は全プラットフォームで共通の操作となります。クイックスタートをご覧ください。
デモ動画
上記の流れを実施した動画です。
なお、現在のバージョンではGUIが自動で起動するのでブラウザでのアクセスは不要です。