はじめに
みなさん、こんにちは！
ウェルスナビ株式会社で開発組織のHRBPを務めているShoheiです。
（日本一多い苗字なので、あえて下の名前で失礼します（笑））
7月18日（火）、当社にとって初めてとなる社外エンジニア向けイベント “WealthNavi Tech Talk Vol.0” を実施しました。
イベントバナー
今回は我々にとって初回開催ということで、イベント運営のノウハウを貯めたいという思いもあり、トライアルで企画した背景もありました。ですので、”Vol.1” ではなく、敢えて “Vol.0” として実施させていただきました。
本記事では、当社での技術広報活動とともに、イベントレポートをまとめていきたいと思います。
ウェルスナビの技術広報活動への取り組み
当社や「WealthNavi」というサービスを技術・開発という切り口でより多くの方々に知っていただきたいという思いの元、エンジニアやデザイナーによる有志チームを中心に、社内外での技術広報活動に積極的に取り組んでいます。
一例を挙げると、本記事のような開発者ブログでの発信、社内LT大会の企画・運営、月次開発定例（Win-Session）、外部イベントスポンサーとしての活動などといったものです。
今回はその技術広報活動の一環として、当社にとって初めて社外の開発者の方々に向けた勉強会（LT大会）を当社オフィスで実施しました！
開発者向けのイベントを企画して、集客して、実施するという試みは我々にとって初めてだったこともあり、イベント直前までドキドキでしたが、数多くの方が社外から足を運んでくださり、我々にとっても収穫が多いイベントとなりました。
今回のイベントは勉強会と懇親会の二部構成で実施しましたので、ここからはイベント当日の内容をご紹介したいと思います。
第一部：勉強会（LT大会）
第一部では、当社で活躍する5名のプロダクト開発メンバーに登壇してもらい、自身の業務内容や技術的取り組みについて発表してもらいました。
（※登壇者の所属・役職はイベント実施時のものです）
Theme 1 - iOS開発における Infrastructure as Code
フロントエンド開発チーム iOSエンジニア 牟田拓広
iOSチームでは開発環境構築の手順書が存在しないという課題があり、4年ぶりとなる正社員メンバーのjoinに伴って整備する必要が生じました。開発に必要なツールのインストールを自動化するスクリプトを整備することで、手順書を書くことなく新メンバーの開発環境構築を完了させることに成功したプロセスについて発表しました。
Theme 2 - 数値で見る弊社のテスト自動化事情
品質向上チーム マネージャー 妹川洋之介
当社ではこれまでリグレッションテストの手動実行に膨大な時間を費やしていました。Autifyの導入により、手動でのリグレッションテストの効率が大幅に向上したので、Autifyでのテスト自動化の現状を、Autify導入前後の実施工数や実施日数、カバレッジ等の数値をもとに業務効率改善への取り組み事例を紹介いたしました。
Theme 3 - Webフロントエンドチームの今とこれから
フロントエンド開発チーム マネージャー 伊代田大樹
Webフロントエンド開発チームでEMを務める伊代田から、チームの状況や課題、チームに求められているEMの役割について発表しました。チームの成り立ちから自身が関わっている業務範囲などを紹介し、今抱えている技術課題、組織課題をEMの立場から自身の役割を通して説明しました。
Theme 4 - 開発環境の稼働スケジュールをNotionで管理してみた
システム基盤チーム インフラエンジニア 和田雄樹
インフラエンジニアの和田からは、Notionのtimelineやtemplate機能とecspressoを活用してECSの起動停止スケジュールを自動化して業務効率改善につながった事例を発表しました。
Theme 5 - 目的を意識する
フロントエンド開発チーム プロジェクトマネージャー 梅津光
みなさんは普段どのくらい「目的」を意識していますか？
梅津がプロジェクトマネージャーとして業務をしてきた中で体験した「目的を意識できていなかったが故に発生してしまった自身の失敗談」と「目的を意識することでその失敗を成功に転換させることができた学び」について発表しました。
第二部：懇親会
勉強会終了後に、簡単ではありますが来場された方々と弊社プロダクト開発メンバーとの懇親会を実施しました。
執行役員VPoE 和賀による挨拶と乾杯の後、登壇内容に関して深く質疑応答が行われたり、エンジニア同士の情報交換を通じて交流を行いました！
さいごに
企画時点では予想できなかった多くの方々にご来場いただき、非常に活気あるイベントになりました。
ウェルスナビでは今後もこのようなイベントを企画・運営していきます。
次回実施は11月を予定しており、社内では既に企画出しが始まっています！
企画が固まり次第、connpassを通じてイベントの告知・集客を行なっていきますので、これからもよろしくお願いします！
📣ウェルスナビは一緒に働く仲間を募集しています📣
著者プロフィール
佐藤祥平（Shohei Sato)
Engineering Engagement所属 HRBP
複数の事業会社でエンジニア採用マネージャーやHRBPとして勤務した後、2023年5月に入社。
現在は開発組織のHRBPとして技術広報 (#WealthNaviTech)・組織人事・採用人事の側面から開発組織の拡大・強化に従事。
Discussion