新卒がサービスを受け持ってみて
はじめに
みなさん、こんにちは!!
ロボアド開発グループ サービス機能開発チームの24卒尾形です。
普段はアプリのAPIやサービスサイトの開発を行っていますが、今回はマメタスというサービスを受け持ち、実際に問い合わせ対応をした経験についてお話ししたいと思います。
マメタスとは
マメタスは、おつりで資産運用ができる「少額積立」のアプリです。具体的には、マネーツリーという外部の個人資産管理サービスに登録されたクレジットカードや電子マネーの利用明細をもとに、おつりを自動的に計算し積み立てるアプリです。マネーツリーでユーザーの金融データを一元管理し、マメタスとの連携により簡単におつりを積み立てて資産運用に回すことができるようになっています。
※画面はイメージです
なぜ担当することになったのか
私が配属されたサービス機能開発チームでは、サービスサイトやモバイルアプリなどを管轄しており、さまざまなタスクに携わる機会があります。やりたいタスクがあれば、どんどん手を挙げてやらせてもらえる環境です(もちろん、しっかりとした基礎が必要ですが)。
そんな中、これまで仕事でマメタスに関わる機会がなかったため、ぜひ挑戦してみたいと思い、知識がない状態ではありますが、マメタスの担当を希望しました。
実際に挑戦してみて
現在、マメタスを利用しているユーザーからの問い合わせに対する調査対応を行っています。ユーザーが報告した問題や疑問に対して、コードや仕様書を確認しながら返答しています。全く分からないことがあれば、先輩エンジニアに質問しながら進めています。
自分の中で、調査は以下のようなプロセスに落とし込んで行っています。
問題や事象の再現
- ユーザーが報告した問題や事象を再現し、実際の状況を確認します。
- もちろん、すべての事象が再現できるとは限りません。その場合は、顧客の状況を細かくヒアリングし、どのような処理が行われていたのかを正確に確認します。
原因の特定
- 根本原因を特定するために、ログの確認やコードの調査を行います。
フィードバックの提供
- カスタマーサポートチームに修正内容や対応状況を報告し、ユーザーに返信してもらいます。
ドキュメントの更新
- 問題の解決方法や仕様をドキュメントに追加し、チーム内で共有します。
挑戦して困ったこと
マネーツリーのユーザーが退会した場合、マメタス側でマネーツリー連携を自動で解除するのかという問い合わせがありました。その時はマメタスを受け持ち始めたばかりで、何が原因なのか全く検討がつかず、対応に悩みました。
そこで、事象の再現から始めてみたところ、連携が解除されることを確認できました。さらに、解除はすぐに行われるのではなく、タイミングが決まっており、それがバッチ処理で行われていることも突き止めました。このように、実際に再現することで調査が進むことを体感し、再現の重要さを認識することができました。
挑戦の結果
- 技術的な面では、バッチについての知見が増え、調査プロセスを自分の中で確立したことで障害対応にも活用できました。
- 精神的な面では、知らないことでもやってみればできるという自信がつき、複雑な問題に対しても一つずつ積み上げていけば解決できるという思考を持つことができました。
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