DroidKaigiに初めてスポンサーとして参加しました
はじめに
みなさん、初めまして。
ウェルスナビで技術広報を担当しているshoheiです。
2024年9月に開催されたDroidKaigiに初めてスポンサー企業として参加し、ブース出展させていただきました。
本ブログでは、イベントブース出展に向けた準備からイベント当日の様子までをまとめていきたいと思います。
実際にDroidKaigi 2024に参加した弊社エンジニアメンバーの声も載せてますので、来年以降DroidKaigiでのブース出展やイベント参加を検討なさっている方に届けば嬉しいです。
DroidKaigiとは
DroidKaigiとは、Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的としたエンジニアが主役のカンファレンスです。[1]
2015年から始まり、今年は10周年という節目の年だったようです。
今年は9月11日(水)〜9月13日(金)の3日間、渋谷ベルサールガーデンを会場に開催されました。
毎年参加者の数は増え続け、昨年は1,000名を超える方が参加されていたそうです。
申し込みから当日までの準備
ブース出展のノウハウが豊富ではない我々にとって、「ブース運営って、どうすればいいんだろう?」という超基本のところから考えはじめました。
幸いにも、DroidKaigiの運営の方々が写真にまとめられていた、昨年実施の様子を共有いただくことができたので、他社様のブースを参考に我々のブースデザインを検討しはじめました。
テーブルクロスはマストだな、とか、スタンドバナーもあったほうが目立つかな、とか考え、
新規で発注が必要な備品は社内のデザインチームにも協力いただきながらカタチにしていきました。
弊社ブースはこんな仕上がりになりました(モデル:弊社エンジニア)
準備を進める過程で、一番時間を費やしたのがブースでのメイン企画に関する内容です。
漠然と「シールを貼ってもらうアンケートが参加者にとっても手軽でよさそう」というアイディアはあったですが、「じゃあ、どんなアンケートがユニーク(= ウェルスナビらしい)なのか」という具体的な案出しは難航しました。
紆余曲折ありましたが、モバイルアプリ開発の責任者にも壁打ちさせてもらい、
- ウェルスナビ → お金に関するサービスを提供している
- DroidKaigi → モバイルアプリに関わる(開発、興味・関心)人が多い
ということで、「モバイルアプリでお金の管理をしていますか?」というアンケートをメイン企画に据えることにしました。
また、我々は(広い意味で)FinTech企業ですので、同じくFinTech領域で活躍されているエンジニアの方々と出会えたらと思い、「FinTech企業で働くエンジニアの "あるある" を教えてください」というアンケートも実施してみることにしました。
アンケートボードは外注する選択肢もありましたが、今回は社内で作成してイベントに臨むことにしました。
当日
ブース出展はイベント2日目と3日目に行いました。
業務の都合上、ブース運営初日(イベント2日目)の朝に初めてブース位置を確認したのですが、(想像していたよりも)隣とのブース距離が近いということが判明しました。
(来年はブース同士の間隔がもう少し空いていると嬉しいな、、、という個人的感想です。)
DroidKaigiではイベント公式のスタンプラリーを行っていることもあり、数多くの方が弊社ブースまで足を運んでくださいました。
「ウェルスナビ(WealthNavi)って聞いたことありますか?」と質問させていただくと、多くの方に「CMやってますよね!」とか「名前は聞いたことある!」と回答いただけました。
中には「もう何年もユーザーです」とか「〇〇に関する開発者ブログ記事はすごく勉強になりました」などの大変嬉しいお声も。
一方で、「健康系の会社?」とか「初めて聞きました」というお声もあり、広報活動をもっと頑張らねばという思いを掻き立てられました。
また、技術広報を担当している私自身、他にも勉強になったことは各社のブース運営施策です。
ブースでの提供コンテンツ、配布ノベルティ、運営スタッフのアサインなど、細かい部分まで工夫されていらっしゃる企業様が多く、今後のブース企画・運営に活かしたいことが多くありました。
テックカンファレンスということで、これまでは「エンジニア向けのイベント」というイメージを持っていましたが、人事や採用、広報に関連する方も多く来場されており、技術以外の交流も多くあるということを本イベントを通じて学ぶことができました。
みなさんはアプリでお金の管理をしていますか?
金融特有の守るべきことを守り、テクノロジーでアップデートしつづける会社。それがウェルスナビです
参加した弊社メンバーの感想
カンファレンスに参加した弊社メンバー数名[2]から感想をもらったので、ご紹介させていただきます。
モバイルアプリ開発チーム責任者
初めてのブース参加では戸惑いや反省点も多くありましたが、多くの方々と交流でき、有意義な会となりました。他社のブース展示やノベルティ、対応方法も非常に参考になり、次回のブース運営に活かしたいと考えています。
また、講演内容も素晴らしく、10年以上Androidに携わってきた私にとっても新たな発見があり今後の活動に取り入れていきたいと感じました。
モバイルアプリ開発チーム Android開発エンジニア
DroidKaigiにスポンサーとして初めて参加しました。
当日は想定を遥かに越える人数がブースを訪れてくださり、様々なお話を聞くことができました。
また、当日はいくつかセッションを聞かせていただきましたので1つご紹介します。
・Contextを理解する
基本的な項目ではあるものの、実際には認識が曖昧なまま使っていたりする方も多いのではないかと思います。改めてContextがなんであるのか、どのような使い方が正しいのかを認識でき、非常に参考になりました。
他にも参考になるセッションが多数あり、全セッションを見ようと日々見ながらメモしたりしています。
イベントに参加することでエンジニアとしてのモチベーションも高まり、非常に有意義な体験でした。
プロダクトマネージャー(元Android開発エンジニア)
Android開発から離れて約4年、技術トレンドに再び興味を持ち、DroidKaigiに参加しました。スポンサーブースでの会話から、今年のトレンドをまとめてみます。
多くの企業がJetpack Composeを採用しています。Kotlin推奨になった時のように、新規はComposeで、既存は徐々にAndroid Viewから移行という具合のようです。一部企業はKMPを導入し、Android/iOSのロジック共通化が進められています。
また、昔は設計の議論が多い印象でしたが、現在はGoogle推奨の設計が主流のようです。DroidKaigiでは、設計に関するセッションが減り、技術の成熟が伺えました。
懇親会でもたくさんの方々とコミュニケーションさせていただきました
まとめ
イベントスポンサーを通じて狙いたい効果は各社それぞれだと思いますが、
我々はAndroid開発エンジニアを中心に、多くのエンジニアの方々にウェルスナビという会社やサービスを知ってもらいたいと考えていました。その狙いに対してはDroidKaigi 2024に出ることで一定果たせたのではと振り返っています。
そして、本イベントをきっかけに、他社様で広報などを担当されている方々とも新たなつながりを作らせていただくこともでき、今後の技術広報活動の幅を広げられるチャンスを見出すこともできました。
今後も弊社Xアカウント(@WealthNavi_Tech)にてイベント(参加・登壇・自社企画など)情報を含む開発組織の取り組みを発信していきますので、チェックしていただけますと幸いです。
(アカウントフォローしていただけると、より一層嬉しいです!)
執筆者
佐藤祥平(Shohei Sato)
ウェルスナビ株式会社 Engineering Engagementチーム所属 HRBP&技術広報
メーカーでの海外駐在から帰任後、2017年より人材領域にキャリアチェンジ。HRエージェントでのエンジニア採用支援や複数の事業会社で採用責任者を経て、2023年5月より現職。
ウェルスナビでは、複数の開発系職種で採用を強化しています。
求人詳細は弊社採用ホームページをご確認ください。
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所属や職種は2024年9月末時点のもの ↩︎
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