私がSalesforceを勉強する
私もビギナーの頃は
Salesforceを勉強する際、自分が描いたキャリアパスで勉強する方が多いではないかと思います。アドミニストレーターになりたい、デベロッパーになりたい、コンサルタントになりたい、アーキテクチャーになりたいなど様々なキャリアパスがありますが、Salesforceのビギナーにとっては右も左もわからない状況でどこから着手すればいいのかもわからないかと思います。
私もSalesforceを勉強しはじめた頃は、不安もありながらどう勉強するかも全然わかりませんでした。最初に踏み出した一歩は、認定資格の詳細資料を読み始めたことです。私の場合、最初から資格取得するという意図ではなく、下記のような観点で読みました。
- Salesforceの仕事をやっていく上で必要な知識、ノウハウをどのような流れで勉強していくだろう。
- Salesforce認定資格の種類
- Salesforceの他に必要な知識とは
- Salesforceの資格取得で自分と自分が属する組織にどんなメリットがある。
Salesforceの仕事をやっていく上で必要な知識、ノウハウをどのような流れで勉強していくだろう。
Salesforceの資格は基本資格と上位資格で構成されています。基本資格を合格できなければ、上位の資格を受験することはできません。それに、資格合格後は自分の知識が最新であることを証明するために、Trailheadで提供しているSalesforce 認定資格の維持トレイルで対象のモジュールを更新することが必要です。更新することにより、取得した資格が維持されます。対象のモジュールを更新しなかった場合は、取得した資格が失効になります。
※資格の更新方法、更新スケジュールも気になる方はリンクから確認できます。
上記の内容から私は以下のように認識しました。
Salesforceの知識やノウハウは基礎知識からレベルアップしていく必要があり、蓄積した知識やノウハウも最新化する必要があると認識しました。
Salesforce認定資格の種類
Salesforceの認定資格は基本資格(15)と上位資格(13)をあわせて28種類の資格があります。
資格はロール別で設定されています。
- アドミニストレーター
- コンサルタント
- デベロッパー
- アーキテクト
- Einstein Analytics
- マーケター(公式では明確に下記のように明確に設定されていません。)
- コンサルタント
- デベロッパー
Salesforceの認定資格は下図のように前提資格なども設けているため、認定資格の詳細資料で確認してください。
※下図は[認定資格の詳細]より抜粋した部分になります。
最高峰のCTAの道へ
私の場合CTAを目指しているため、基礎となるSalesforce認定アドミニストレーターからはじめました。その後、製品の理解を深めるためにコンサルタント資格、プラットフォーム知識を高めるためにデベロッパー資格を取得しました。
さらに、Salesforceと外部システムとの連携、認証認可、データアーキテクチャーなどを勉強してデザイナー資格を取得しました。現時点ではCTAを受験するために必要なSalesforce 認定アプリケーションアーキテクト、Salesforce 認定システムアーキテクト資格まで取得することができました。
Salesforceの他に必要な知識とは
下記の内容はSalesforceのシステム管理のみの方や外部システムとの連携がなく、難しい要件が特にない標準開発で簡単に実現できる業務に携わっている方は意識しなくても問題はありません。
- Salesforceではサーバー側の処理を実装するために使用する言語であるApexはJavaに似ているためJavaの基礎知識が必要。
- SalesforceのフロントエンドではJavaScriptを使う必要があるため、JavaScriptの知識が必要。
- Gitの知識があると良い。
- 外部システムとの連携がある場合、システムインテグレーションに関する知識が必要。
- 認証・認可に複雑な要件がある場合、認証・認可に関する知識が必要。
- プロセスビルダーやフロービルダーでコーディングする必要はないですが、コーディングでよく使われている変数、ループ処理、分技処理、エラーハンドリングなどの知識が必要。
- セキュリティに関する知識が必要。
- サードパティ製のライブラリーの知識があると良い。(例:JQuery, Redux...)
などなど。
Salesforceの資格取得で自分と自分が属する組織にどんなメリットがある。
属する組織のメリット
- Salesforce社が指定されている条件で対象の資格と資格数が満たしている場合、Salesforce社とパートナー関係を構築できます。
- Salesforce社がパートナーのランクを決定する際に使用されるポイントでは、在籍している従業員の保有している資格数と資格種類などがポイント加算対象となっていますためランクの決定に左右することがあります。
- Salesforce社の案件紹介でSalesforce認定資格数も見ているようですので、数多く持っている企業が受注できる可能性が高いです。
保有者のメリット
- 認定資格を名刺に記載して、Salesforce認定であることを証明することができます。
- 所属する会社に自分の知識や技術で貢献することができます。
- Salesforce認定テクニカルアーキテクトとなれば、平均年収15万ドルも夢ではありません。(Trailheadの情報)
ラーニングリソース
私の場合、ラーンニングリソースは以下を使っています。
- Trailhead(Trailmixes, Trailhead Live)
- Salesforce Help
- Salesforce Developer Blog in English
- Salesforce Developer Blog in Japanese
- Youtube
- Google Search
- RSS(subscribe BLOG)※情報収集のために使っています。
- Packt
- Apress
- Github
- Pluralsight
- Twitter※情報収集のために使っています。
- MDN(Mozilla Developer Network)
- Ultimate Courses
- Vueschool
- Laracast
どのように勉強した?
勉強方法は人によって、様々な方法があります。
自分が集中できるときに勉強したほうが多くのことを吸収できると考えています。私の場合、以下を意識して勉強しています。
- 大きな目標をもたないこと。
- 興味を持つこと。
- 楽しくなること。
- 集中力が切れるまで勉強を続ける。※最大で5、6時間は勉強したことがある。
- 一つのことではなく、関連の箇所まで調べるようにしている。
- 電車内では技術関連の記事を読むようにしている。
- 可能な限り、英語で記述されている技術関連のブログなどを読む。※技術関連のブログは圧倒的に英語のほうが多い。
最後
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
こちらの記事は誰かのために役に立てたのであれば幸いです。
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