Flutter SDKをバージョン管理できるfvmでFlutterを使う

公開:2020/10/05
更新:2020/10/17
1 min読了の目安(約1500字TECH技術記事

はじめに

Flutterで複数プロジェクトを開発していると、それぞれで違うバージョンのFlutterを使いたくなることがあります。
そうしたとき、fvmを使うと複数バージョンのFlutterを切り替えて使えるようになります。
この記事では、fvmを使ったFlutterのインストールと、使い方について解説します。

前提

  • OS : macOS 10.14.6

fvmのインストール

次のコマンドで、まずDartをインストールします。

$ brew tap dart-lang/dart
$ brew install dart

次に、pubを使ってfvmをインストールします。

$ pub global activate fvm

そのままだと、fvmへパスが通っていないので、.bashrc.zshrcへ次を追記します。

export PATH="$PATH":"$HOME/.pub-cache/bin"

次のコマンドが実行できたら、fvmへパスが通っています。

$ fvm version
1.2.3

fvmの使い方

# インストール可能なFlutterバージョン一覧を確認
$ fvm releases

# インストール済みなFlutterバージョン一覧を確認
$ fvm list

# 指定したFlutterバージョンをインストール
$ fvm install <バージョン>

# プロジェクトで使用するFlutterバージョンを指定する
$ fvm use <バージョン>

fvm useで指定したFlutterを使うには、flutterでなくfvm flutterでFlutterを実行します。

fvmでインストールしたFlutterを、デフォルトとして使う

次のコマンドで、fvm flutterでなく、単にflutterでfvmでインストールしたFlutterを使えるようになります。

$ fvm use <バージョン> --global

また、.zshrcなどに、デフォルトとして指定したFlutterへのパスを通します。

export PATH="$PATH":"$HOME/fvm/default/bin"

ただし、事前に元からインストールしていたFlutterを削除しておかないと、flutterへ通っているパスが重複するために、fvmで指定したFlutterを参照することができません。

fvmで指定したFlutterをAndroidStudioでも使う

~/fvm/versionsにインストールしたFlutterが入っているので、AndroidStudioからそちらを指定します。
AndroidStudioでPreferences>Languages&Frameworks>SDK>FlutterSDK pathを次のようにします。

これで、AndroidStudioで、fvmでインストールしたFlutterを参照できるようになりました。

参考文献

leoafarias/fvm: Flutter Version Management: A simple app & cli to manage Flutter SDK versions.