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Datastreamで作成されたテーブルをパーティション化するスクリプトを作った

2023/11/27に公開

WED株式会社でデータエンジニアをしているryuya-matsunawaです。

この記事ではBigQueryで作成したテーブルをパーティション化するスクリプトについて紹介します。

はじめに

このスクリプトを作った背景は、Datastreamで作られるBigQueryのテーブルはパーティション化されておらず、巨大なレコード数になるとクエリの実行に時間がかかるため、パーティション化する必要があったためです。
(本当はGCP側で設定できると嬉しい)

スクリプト

スクリプトは以下の手順で処理を行います。

  1. テーブルのスキーマを取得
  2. Datastreamで作成されたテーブルを削除
  3. テーブルをパーティション化して作成

詳しく説明していきます。

まず、以下のようにテーブルのスキーマを取得します。

table = client.get_table(f"{dataset}.{table_name}")
schema = table.schema

bigquery.Tableの中にはschemaというプロパティがあり、これを取得することでテーブルのスキーマを取得することができます。

次に、Datastreamで作成されたテーブルを削除します。

client.delete_table(f"{dataset}.{table_name}")

最後に、テーブルをパーティション化して作成します。

new_table = bigquery.Table(f"{project_id}.{dataset}.{table_name}", schema=schema)
if primary_key:
  new_table.clustering_fields = ["id"]
new_table.time_partitioning = bigquery.TimePartitioning(
  type_=bigquery.TimePartitioningType.DAY,
  field=f"{partition_key}",
  expiration_ms=None,
)

client.create_table(new_table)

if primary_key:
  query = f"""
  ALTER TABLE {project_id}.{dataset}.{table_name}
  ADD PRIMARY KEY (id) NOT ENFORCED;
  ALTER TABLE {project_id}.{dataset}.{table_name}
  SET OPTIONS (
      max_staleness = INTERVAL '0-0 0 0:15:0' YEAR TO SECOND
  );
  """

  client.query(query).result()

最初に取得したスキーマにパーティションを追加してテーブルを作成します。

Datastreamで作成されるテーブルはクラスター化されるため、クラスタリングを有効にしておきます。

テーブルを作成後、主キーの設定などを追加しています。

まとめ

Datastreamで作成されたテーブルをパーティション化するスクリプトを紹介しました。

スクリプト自体は単純ですが、一度Datastreamを止めないといけないので、GCP側で設定できるようになると嬉しいです。

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