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【VSCode】スニペットで開発効率ガン上がり!
【VSCode】スニペットで開発効率爆発!
皆さんは、エディタは何を使用していますか?最近は無料のエディタでもかなり賢く、様々な便利な機能が備わっています。今回は、その中でもVSCodeのスニペット登録機能を紹介します。この機能を使用すれば開発効率が上がると思いますので、ぜひやってみて下さい!
スニペットとは...?
まず、そもそもスニペットとは...?と思う人がいるかと思います。スニペットとは簡単に言うと、コードのテンプレートのようなものです。具体例を見ていきましょう。
例えば、htmlファイルを作成し、VSCodeで開きます。
開いた状態で!
-> Tab
を押します。
すると、以下のようにHTMLの雛形が作成されます。ここで作成された雛形をスニペットと思ってもらって大丈夫です。
これはhtmlを書いている人なら知っていると思います。
VSCodeのスニペット登録
上記の例は、VSCodeがあらかじめ用意しているものですが、VSCodeでは自分でスニペットを登録することができます。
User Snippets
をクリック
VSCodeの左下の歯車アイコンからスニペットを登録したい言語など選択肢の表示
言語などを選択
自分は、React(JavaScript))を選択しました。
選択したスニペット登録用のJSONファイルの表示
使用例がコメントアウトで説明されています。
javascriptreact.json
{
// Place your snippets for javascriptreact here. Each snippet is defined under a snippet name and has a prefix, body and
// description. The prefix is what is used to trigger the snippet and the body will be expanded and inserted. Possible variables are:
// $1, $2 for tab stops, $0 for the final cursor position, and ${1:label}, ${2:another} for placeholders. Placeholders with the
// same ids are connected.
// Example:
// "Print to console": {
// "prefix": "log",
// "body": [
// "console.log('$1');",
// "$2"
// ],
// "description": "Log output to console"
// }
}
簡単に説明すると、スニペットはJSON形式で登録します。
- "Print to console"
- スニペットのタイトルです。自由につけて下さい。
- "prefix"
- スニペットを生成する入力文字列です。エディタで入力すると候補として表示されます。
- "body"
- スニペットで生成するコードを記述します。
- 配列で記述します。
- コード1行分が、配列の1要素に当たります。
- スニペットで生成するコードを記述します。
- "$1"
- プレースホルダーです。スニペットを生成した後、$1に値を入力できます。
- 複数使用することで同じ値を各場所に入れることができます。
- "$2"
- プレースホルダーです。$1に値を入力後にTabを押して$2に値を入力できます。
- 複数使用することで同じ値を各場所に入れることができます。
- "description"
- スニペットの説明です。自由につけて下さい。
自分が登録したスニペット例
登録したのはReactの関数コンポーネントのスニペットです。
javascriptreact.json
{
"function component": {
"prefix": "fc",
"body": [
"import React from 'react';",
"import '../assets/sass/$2.scss';",
"",
"const $1 = () => {",
" return (",
" <div className=\"$2\">",
" </div>",
" )",
"}",
"",
"export default $1",
""
],
"description": "Template of function component."
}
以下の動画を見てもらえればわかりますが、以下の手順でコードを生成します。
-
prefix
であるfc
を入力すると、候補(function component
)が出てくるので、Enterを押す。 -
$1
に値を入力。ここではCounter
と入力。 - Tabを押し、
$2
に値を入力。ここでは、coutner
と入力。
すると、一瞬でコードが生成されました!😊
是非、試してみて下さい!!!
※動画はgifのため、再生速度が遅くてすみません。
まとめ
今回はVSCodeにおけるスニペット登録機能について紹介しました。
よく使うコードであれば、登録しておいて損はありません。便利な機能を使いこなして、開発効率どんどん上げていきましょう。
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