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WordPressだけで何でもやらないほうがいいよというお話

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WordPressはプラグインを利用することで、いろいろな用途で活用することができる。
だからといって、なんでもWordPressのみで実装しようとしてしまうケースが多々見られる。

実装したはいいけど運用で不具合・不満が多くなっては意味がないし、アップデートができないというのはもはや欠陥である。

だれも幸せにならない実装を避けるために、筆者が提案時に考慮していることを紹介する。

最初に結論

WordPressはあくまでもパブリッシングツールであり、元はブログソフトである。機能はそれを前提に作られている。
いくらプラグインで拡張できるとはいえ、ベースになっているシステムが変わるということではない。

要望・要件にもよるが、Saasなど外部サービスとの連携も視野に入れて設計するといい。

WordPressに向いていること

WordPressはもともとブログを書くためのソフトウェアであり、コンテンツを公開・配信するために作られているものである。

扱うことができるメディアも画像だけでなく音声や動画などをアップすることで、Youtubeなどを介さなくても再生をさせることができる。

もちろん埋め込みもかなりの媒体に対応していて、コンテンツを見せるということや、繰り返し同じ形式のコンテンツを配信することに関しては非常に向いている。

こういう時はこういう選択肢もあるよ

あれもだめこれもだめという風に書いてしまうより、こういうふうにしてみてはどうだろうという方が建設的かと思うので、いくつか例を紹介する。

お問い合わせフォーム

お問い合わせフォームは簡単にプラグインで入れることもでき、何かしら問題が起こるとしてもメール通知部分くらいかと思うので、別にプラグインでそのまま実装しても特に問題はない。

ただ、運用側が社内システムとしてCRMなどを利用している場合、そのシステムで生成できるフォームを埋め込んだほうが親和性は高く、システムの変更に柔軟に対応できるという利点がある。

また、静的なHTMLを生成してWebサイトとして表示させたいというような場合は、PHPで動作しているプラグインでのフォームの利用はできない。
そこだけ新たに実装をするよりも、外部フォームを埋め込んだほうがセキュリティ面も考慮すると賢明な策だと言える。

ショップ機能

WooCommerceやWelcartなどWordPressにショップ機能を追加するプラグインは存在する。これらに限らず、ショップ機能があるWebサイトを運用したい場合は、サーバーのスペック・処理能力にも気を配らなくてはならない。

どのくらいの集客を見込んでいるのかにもよるが、セールなどで短期間にアクセスが増え、かつ同時に注文・決済処理が行われるようなケースが多々ある。
処理能力が追いつかないと、注文や決済処理であっても途中でエラーでストップしてしまうこともあるのだ。

こうなってしまうと、「注文ができない」「注文・決済したはずなのに商品が届かない」など、大きなクレームにつながってしまうのである。
そこまで考慮した上でサーバーの選定までおこなうことができればいいのだが、世の中のWeb制作会社はそこまでサーバーに強くないというのが現状だったりする。

それであれば、ショップ機能を別のSaasを利用し一番重い処理はそちらに任せてしまえばいい。
商品が少なく簡易的なものでいいのであればStripeのみでリンク・埋め込みで対処できてしまうし、それなりに本格的に行いたいという場合は、Shopifyと連携させるようなこともできる。

コンテンツはWordPressで商品の購入・注文・決済・会員情報管理は別のSaasでという役割分担のもと運用することができる。

まとめ

なんでもかんでもWordPressでやることが正解ではないと思う。
だれも幸せにならない実装をし、WordPressのせいにされてしまうのも甚だ遺憾である。

システムも適材適所なのだ。
最近は連携のしやすい構造のサービスも増えてきている。それらをうまく組み合わせることで、無理のないWebサイト運営を目指すといいと思う。

世の中にはWordPress以外にも素敵なCMSはいっぱいある。
それらにも目を向けて、使いやすいなと思うものを使っていけばいいと思う。

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