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go-workersは1つのqueueで1つのjob (written with ChatGPT)

2023/04/27に公開
workers.Enqueue("mailers", "welcomeMailWorker", data)
の第2引数にどんな意味がありますか?特に処理に影響を与えるようには見えないのですが

おっしゃる通り、Go-workersでは第2引数は実際には特に意味がありません。この引数は、Sidekiq互換性のために存在しています。Sidekiqでは、ジョブの実行内容がクラスによって定義され、第2引数には実行するクラス名が指定されます。

Go-workersは、Sidekiqと同じプロトコルを使用してジョブを処理するため、Sidekiqと同じ形式の引数が必要ですが、実際にはこの引数を使用していません。代わりに、**workers.Process**メソッドで実行する関数を指定しています。

つまり、第2引数は単に互換性のために存在しており、Go-workersのジョブ処理には影響を与えません。そのため、任意の文字列を指定しても問題ありません。ただし、他の開発者がコードを読む際に混乱を避けるために、関数名と一致する文字列を指定することをお勧めします。


ということは1つのqueueで1つのjobしか実行できないという認識であっていますか?

いいえ、その認識は正確ではありません。1つのキューで複数の異なるジョブを実行することもできます。キュー内のジョブは、実際には関数名や他の情報を持たないデータ構造であり、Go-workersは各キューに対して実行する関数を事前に指定しています。

1つのキューで複数の異なるジョブを実行するには、次の手順を実行します。

  1. ジョブの種類ごとに異なる関数を定義します。
  2. 各関数内で、ジョブのデータに基づいて処理を分岐させます。

例えば、以下のように**workers.Process**で1つのキューに対して複数の異なるジョブを実行できます。

func main() {
    // ...
    workers.Process("mixed_jobs", mixedJobsWorker, 10)
    // ...
}

func mixedJobsWorker(message *workers.Msg) {
    var jobData map[string]interface{}
    err := message.Unmarshal(&jobData)
    if err != nil {
        // エラー処理
        return
    }

    jobType, ok := jobData["type"].(string)
    if !ok {
        // エラー処理
        return
    }

    switch jobType {
    case "job1":
        // job1の処理を実行
    case "job2":
        // job2の処理を実行
    default:
        // 不明なジョブタイプのエラー処理
    }
}

この例では、**mixedJobsWorker関数が1つのキューで複数の異なるジョブを処理します。ジョブデータにtype**フィールドを含め、それに基づいて処理を分岐させています。この方法を使って、1つのキューで複数の異なるジョブを実行することができます。ただし、複数のジョブを1つのキューで処理すると、コードの可読性や保守性が低下することがあるため、注意が必要です。


ということは1つのqueueで1つのjobのみ実行するような方針が良いということですか?

はい、通常は1つのキューに1つのジョブタイプを割り当てる方針が望ましいです。これには以下のような利点があります。

  1. 可読性: コードが読みやすくなり、他の開発者が理解しやすくなります。ジョブがキューに割り当てられていることが明確であるため、開発者がどのジョブがどのキューで実行されているかを追跡しやすくなります。
  2. 保守性: 1つのキューに1つのジョブタイプを割り当てると、ジョブの処理ロジックを変更する際に、他のジョブに影響を与えることなく変更を加えることが容易になります。また、新しいジョブタイプを追加する際にも、既存のジョブに影響を与えずに行うことができます。
  3. スケーラビリティ: 異なるジョブタイプが異なるキューに割り当てられている場合、各キューの処理能力を個別に調整することができます。これにより、特定のジョブタイプに対する処理能力を増やすことが容易になります。

ただし、例外的に1つのキューで複数のジョブタイプを実行する方針を選ぶ場合もあります。たとえば、異なるジョブタイプが同じリソース(データベースや外部APIなど)を使用しており、リソースへのアクセスを調整する必要がある場合です。この場合、1つのキューで複数のジョブタイプを実行することで、リソースへのアクセスを効果的に調整できます。ただし、このような場合でも、コードの可読性や保守性が低下することを避けるため、適切な設計とドキュメントが重要です。

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