🔄

【個人内改善】『週報』を舐めていませんか?

2024/09/30に公開

https://speakerdeck.com/wadamitsuki/ge-ren-gai-shan-zhou-bao-wonameruna

週報をなめていませんか?

「週報なんて会社から求められて嫌々するもんでしょ?」
「めんどくさ」
「はいはい義務義務」
週報にこんなイメージ抱いていませんか?

これは今年(2024年)新しい会社に入社した僕が、個人的に「週報」を付けてたら成長を感じられたお話です。
この記事を見て少しでも、週報のめんどくさいというイメージの払拭されてあなたの成長の一助になれれば幸いです^^

軽く自己紹介

  • 今年からフロントエンジニアを担当し、Reactを触ってる凡夫。
  • 「継続」することは得意です。4年前から、日記をつけたり、朝4:30に起きる生活を続けています。

個人的に週報を付けるようになった理由

  • 日々の業務に追われるだけで成長の実感を感じられないのは嫌だから
  • 会社が個々の能力が高く、自己管理能力で担っているような少数精鋭の会社なので、能動的に行動して成長していかないと死んでしまうと思ったから
  • 自分の欠点に対しての次のアクションを整理したかったから

週報とは

個人的に続けてみて週報とは、 「凡人の成長を促すための仕組み」 だと思っています。
残念ながら僕は天才じゃありません。同じ失敗を繰り返す愚かな人間です。
その愚かな人間の成長を手伝ってくれる仕組みが「週報」だと思っています。

どんなことを書いていたか

じゃあ実際に僕がどんなことを書いていたか一緒に見ていきましょうか。
個人内で完結しているものなので、殴り書きのところがありますがご了承くださいmm
(本当は恥ずかしいので見せたくないです。)

以下、2024/01〜06月までの週報を月単位でまとめたものです。(一部省略)

2024/01

・テストフレームワーク(jest)に関しては全く知識がないので、基本を勉強すべき。
・社内サークルで研修内容で学んだReduxについてLT
・視点がミクロ

2024/02

・なんかアピールしようとしすぎて空回りしてるよ
・〇〇画面UI実装完了
・テストめっちゃ詰まった。じゃあjest勉強しようよ。せめて基礎知識だけでも!!
・仕様の確認時は、確認しようとした背景も添える

この時、試用期間中だったので早く成果出そうと必死だったんですね。。。
そして実際にテストフレームワークであるJestの基礎勉強をしてまとめたものを記事にしました!

https://zenn.dev/watty/articles/d9ea3775784011

2024/03

・テストを理解して書けるようになった。基礎からやると理解が早いなぁ
・一貫して説明力がくそ、ちゃんとピンポイントで伝えられていない。説明に前提を加えられていない。
・タスク、認識を事前共有しよう

2024/04

・実装時の影響範囲をちゃんと自分で考えよう。
・実装相談する際、ちゃんと相手が動きやすいような提案をしよう。相手の時間を奪ってるわけだから
・最近チームの人とちゃんと話せてる気がする。その感じその感じ
・守破離を忘れずに。自分は今「守」。基礎となるものをちゃんと定義して頑張る。個性はそのあと。
レビューコストが重いとのこと…萎えぇ…

レビューコストが重いという欠点へのアプローチとして、
様々なレビューの書き方の記事を参考にして、まとめました。
そしてそのまとめたものを見て、PRを書くようにしました。
個人メモ

2024/05

・ちょっとずつコストの低いレビューができている気がする
・タスクは与えられるものではなく、自ら作れるように。
・もらったタスクはすぐ着手しない。仕様漏れの部分も事前に確認して手戻りをなくす。
・PR褒められた!!この調子!!

おっPR改善の成果が出ていますね。。。

2024/06

・正確なアウトプットをできるようにする
・PMが正義じゃないのでちゃんと自分の頭で考える
・考え出した結論もまだ考慮の余地がないか、色んな観点から考慮する
・マジで体調良くない。

これって何かに似てません?

今までの僕の週報を見て思いました。。。
「これって、振り返りのフレームワークであるKPT法じゃない!?」

KPT法とは

KPT法とは、仕事やプロジェクトなどを対象に「Keep」「Problem」を洗い出し分析した上で、具体的な改善策としての「Try」を検討するという流れで行われる振り返り・反省する方法。

元々はシステム開発の領域で使われていたフレームワークで、
アジャイル開発における振り返りの手法としても多くの組織で活用されています。

・Keep:良かったこと、続けたいこと
・Problem:問題、うまくいかなかったこと
・Try:次にやってみたいこと、Pに対する解決策

週報はまさに個人アジャイル

先ほどの僕の週報と照らし合わせましょう。

(Keep!)Jestの基礎勉強したおかげで、テスト理解できた!基礎勉強大事!

(Problem!)レビューコスト重い・・・

(Try!)色んな人のPR作成時の観点をまとめてそれを意識して書こう!

(Keep!)PR良くなった!この書き方を続けていこう!

まさにKPT法ですね。
自分自身が改善されていっています。

まとめ

  • 週報は、「自分自身の改善を促す」仕組み
  • 最初は雑でもやろう。まず継続させることが大事です。
  • KPT法は、個人だけでなくチームの振り返り方法としても活用することができる

備考

  • 振り返りのタイミングは、毎週金曜の業務終了15分でまとめたものになります。

Discussion