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3DCGを学ぶためのスクラップ

n13un13u

2022/09/12 基本数学をプレイしている

高校数学からやり直し
ついでにLaTeXを勉強しようと思う。

n13un13u

数について

参考: 3Dグラフィックスのための数学入門

実数

基本だけどおさらい。

自然数 \mathbb N, \mathrm{Natural Number} は、1以上の数(整数)
整数 \mathbb I, \mathrm{Integer} は全ての数、改めて整数を定義しようとすると難しい。

整数だけの世界では足し算・引き算・掛け算ができるが 割り算はできない ( 厳密な定義としては違うんだろうけどとりあえず理解として )

割り算を行うためには整数の比(分数) a/b \quad a,b(\neq0) \land a,b \in \mathrm{R} として表す有理数\mathbb{Q}を導入する。

有理数の定義は「2つの整数a,b (\neq0)を用いて、a/bという分数で表せる実数」と定義するらしい。上とほぼ一緒。

さらに x^2 = 2x を求めるには、a/b \quad a,b(\neq0)では表すことのできない数として 無理数 を導入する必要がでてくる。

自然数と整数を含む有理数無理数を合わせて実数 \mathrm{Real number} \quad \mathbb{R}と定義している。

無理数の数 >> 有理数の数

正の有理数全体の集合は自然数全体の集合と1対1で対応し、番号付けができる

このことを、可算無限集合あるいは可付番無限集合という


(後輩にこの辺の話を聞きました)

虚数

次に x^2 = -1 という数式を解くのは実数だけではできず、x^2 = -1の答えとして、x=\pm{i}=\pm{\sqrt{-1}} とする虚数 i \quad Imaginary Number を定義する。

実数と虚数が組み合わさった数を複素数 \mathbb{C} \quad \mathrm{Complex}とする

数の計算

可換

a+b=b+a, a \times b=b \times a

といった形でa,b左右を入れ替えても結果が同じであることを可換交換可能と呼ぶ。
行列では乗算において可換が成立しないことが実数との違いの1つ。

複素数

複素数は

  • 四則演算が可能
  • 交換可能である
    $a \times b = b \times a $

複素数は一般的に実数 a,bを用いて

\alpha = a+bi

とあらわされ、 aを実部、bを虚部と呼ぶ。

複素数の四則演算

以降

\alpha = a+bi\\[8pt] \beta = c+di

とする。

\alpha + \beta = (a+b) + (c+d)i \\[16pt] \alpha - \beta = (a-b) + (c-d)i \\[16pt] \alpha \times \beta = (ac-bd) + (ad+bc)i \\[16pt] \alpha \div \beta = \frac{bc-ad}{c^2 + b^2} + \frac{ad-bc}{c^2+d^2}i
このスクラップは2024/02/24にクローズされました