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pyenv+venv→uvへの乗り換え

2024/10/06に公開

群雄割拠 pythonパッケージ管理

poetryが流行ったと思ったらryeが現れ,その次はuv?
貴様らどんだけ浮気性なんじゃ!と思い,実験環境ではpyenv+venv,デプロイではdockerfilepip install ベタ書き,と言う構成を頑なに使い続けていたのですが,試しに使ってみたuvがfaster and simpler と感じたので乗り換えることにしました.以下最小限の置き換えです.その他の便利機能は色々あるみたいですが,僕には扱いきれそうもないので他記事を参照してください.

環境

ubuntu 20.04/22.04

インストール

curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
uv -h

pythonバージョン管理

今までpyenv install 3.12.6とやっていたところは

uv python install 3.12.6

となる.ただし,pyenv global 3.12.6のように,デフォルトのエイリアスを乗っ取る機能は(おそらく)ない.uv内のpythonを外から使う時は,uv python xxx.pyとする必要がある.けれど,pyenvではbin直下のpythonと競合することもよくあったので,こっちの方が良い気がする.

venv作成

今までpython -m venv .venvとやっていたところは

uv venv {venv_name(optional)} --python {3.x.y(optional)}

となる.早い!

立ち上げには同じようにsource .venv/bin/activateでOK.
vscodeのpython拡張でもちゃんとインタプリタとして認識してくれる.

pip install

今までpip install xxxとやっていたところは

uv pip install xxx

となる.早い!かっこいい!

注意として,.venv内ではpythonコマンドはuv内のpythonが使われてくれるのだが,pipコマンドは外のpipが使われてしまう.
つまり,pipじゃなくてuv pipを使ってねということ.

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