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LINEでURLを強制的に標準ブラウザで開く方法

2023/02/08に公開

標準ブラウザで強制的に開く方法

スマホのLINEでURLを送信するとLINEアプリ上で開くのが普通だと思います。しかし時には、ブラウザに飛んで開いて欲しい場合もあります。今回は、その際の手段を紹介します。

URLパラメータとは、

URLパラメータとは、WebブラウザなどがWebサーバに送信するデータを、送信先を指定するURLの末尾に特定の形式で表記したもの。

URLの末尾に「?」マークをつけその後ろにデータ(何らかの値)をサーバに送信することができます。例えば、下記のようにGoogleのページでもパラメータを使っています。

両方同じサイトですが、「?」の後ろにhl=enと値が渡されている方は英語表記になっていると思います。このように、パラメータを渡すことで様々な処理ができます。

ここで登場するのが、このパラメータです。こちらのパラメータを末尾につけることで、自動的に標準ブラウザで開くことができます。パラメータをつけるときは、お約束の「?」を忘れないようにお願いします。

?openExternalBrowser=1

また、先ほどのhttps://www.google.com/?hl=jaのページのように、すでにURLにパラメータが渡されている場合は、「&」を使って繋げてください。

&openExternalBrowser=1

スマホのLINEでGoogleカレンダーの共有リンクを送信し、開いてもらうと、ただ開くだけで「カレンダーを追加」などのポップアップが一切表示されず、追加できないことがあったので今回のパラメータを含め解決策を記載します。

そもそも、スマホでリンクを踏むとスマホサイズの表示に切り替わり、この「カレンダーを追加」のポップアップが上手く表示されないことが分かりました。

そこで今回は、スマホでリンクを踏むとデスクトップ表示で開く方法を試しました。
共有リンクを作成すると、下記のようになると思います。そこで、パラメータの前(「?」の前)に/rと追加してみて下さい。そうするとLINEで開いてもデスクトップ表示になり、ポップアップが表示されます。

次にGoogleカレンダーAppを入れている場合、クリック時にそちらに飛ぶようにします。そこで今回紹介したパラメータを合わせて使います。一応２パターン書きますが、どちらも同じなのでお好みの方を選んでください。

iPhoneの純正アプリである、「メモ」や「フリーボード」などをLINEでリンク共有するとうまくいきません(2023/02/08現在)。LINEで送られてきたURLをコピーし、ブラウザで開けばうまく開けます。しかし、面倒なため先ほどと同様に、パラメータをを用いることで解決することができます。