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【JavaScript】document.designMode で Web ページを直接編集する

2023/10/29に公開

はじめに

JavaScript の document.designMode を使って、Web ページを直接編集する方法をご紹介します。

※ Chrome を使っている方が対象です。

サクッと試してみる

手軽に試してみます。

まずは Chrome のデベロッパーツールを開きましょう。
F12キーを押すか、何もないところで右クリック → 「検証」を選択することで開けます。

次に、デベロッパーツールの上部にあるタブから「Console」を選択します。

最後に以下のコードをコピペし、Enter キーを押して実行しましょう。

document.designMode='on';

これで Web ページが直接編集できるようになりました。

ただし、ページをリロードすると元の状態に戻ってしまうので注意しましょう。

コードをブックマークレットに登録する

ページをリロードする度にコードを実行するのは大変だと思います。
そこでコードをブックマークレットに登録し、ブックマークから呼び出す形にすると便利です。

まずは Chrome のブックマークマネージャーを開きます。

次に右上の三点リーダーをクリックし、「新しいブックマークを追加」を選択しましょう。

「新しいブックマークを追加」を選択すると、ブックマークを作成するフォームが表示されると思います。
その後は URL 欄に以下の値を入力します。

javascript:document.designMode='on'; void 0

名前の欄は何を入力しても大丈夫です。

入力できたら保存ボタンをクリックします。
これでブックマークレットの登録が完了です。

Chrome のブックマークバーから先程登録したブックマークレットをクリックすることで、開いているページで javascript:document.designMode='on'; が実行できます。

さいごに

今回は JavaScript の document.designMode を使って、Web ページを直接編集する方法を紹介しました。
この技は非常に便利ですが、以外と知らない方が多いです。
様々な場面で活用できるので、ぜひ使っていきましょう。

参考

Document.designMode - Web API | MDN

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