GitHub、実はよくわかってませんから始めた話
ChatGPTとの対話で一晩で苦手を克服し、公開までやり切った記録。
はじめに:GitHub、よくわかってません
私はこれまで、GitHubを避けてきました。
理由はシンプルです。怖かったし、使わなくても済んでいたから。
- GitHubって全部公開されちゃうんでしょ?
- チーム開発しないならSVNで十分では?
- プルリクとか、コミュニティとか、絡みたくない
- そもそもゲーム開発に向いてないのでは?
これらは、今思えば“偏見”であり“誤解”でした。
でも、そういった思い込みが一つもない人はいないはずです。
この記事は、そんな私が AIと対話しながらGitHubの最初の一歩を踏み出した記録 です。
ChatGPTに「偏見」を正直にぶつけてみた
まず最初にやったことは、自分が抱えていた「GitHubへの偏見」を正直にChatGPTにぶつけることでした。
それに対して、ChatGPTは一つひとつ丁寧に答えてくれました。
- GitHubには非公開(Private)リポジトリもある
- チーム開発しなくても履歴管理や公開に便利
- プルリクは必須じゃない、下書きのようなもの
- デザイナーとの連携も工夫次第で対応可能
「なるほど、自分は使い方じゃなく、“印象”で避けていたんだ」と気づけたことが最初の転換点でした。
ClaudeとChatGPTでプロジェクトを生成→GitHubで公開
避けていたGitHubに触れるなら、ちょうどいい題材がありました。
Claude Codeを使って作成した、ショートショートを毎朝配信するサービスのHTMLです。
- ChatGPTで構成と説明文を整理
- ClaudeでLP(ランディングページ)のコードを生成
- GitHubにPublicリポジトリを作成(
story-every-morning
) - ファイルをアップロードし、コミット
- GitHub Pagesを有効化し、世界に公開
実際の公開URL:
👉 https://wanchanjp.github.io/story-every-morning
やってみて感じたこと
✅ GitHubは自分にも使えるものだった
やってみて感じたのは、「特別なことじゃなかった」ということです。
ChatGPTの説明通りにやれば、詰まることなく最後まで行けました。
✅ AIが目的を把握してくれているのが心強い
リポジトリ名、説明文、READMEの初期構成……
すべて自分で考えなくても、ChatGPTが目的を理解したうえで提案してくれました。
これは「AIを使う」というよりも、「AIと一緒に進める」感覚でした。
✅ 「いつかやろう」を「今やった」に変えられた
大事なのは知識の多さではなく、気持ちの整理と行動の小さな一歩でした。
偏見も不安も、対話によって整理すれば、動けるようになる。
AIとの対話は、それを可能にしてくれる手段でした。
まとめ:技術よりも、心の壁の越え方の話
GitHubを使いこなす話ではなく、使い始められた話。
そしてその背後には、「避けていたものと向き合うプロセス」がありました。
読者のみなさんにも、似たような“避けている技術”があるかもしれません。
もしあるなら、AIにそのまま話してみるといいかもしれません。
隠さず伝えたところから、道がひらけるかもしれません。
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