【元受講生が暴露】TECH CAMP エンジニア転職をガチで評価する
TECH CAMPって実際どうなんだろ?
いろんな評判あるけど、リアルな意見が聞きたいな〜
元受講生だった僕がガチで評価します!
↓↓この記事を書いている人↓↓
✔本記事の内容
・TECH CAMPのメリット
・TECH CAMPのデメリット
・デメリットにうまく利用する方法
・TECH CAMPの本当の価値とは
この記事は「TECH CAMP エンジニア転職コース」についての情報です
※他にもプログラミング教養コースやデザイナーコースなどもあります。
先にお伝えすると、僕は 「TECH CAMPに通ってよかった!」 と思っています。
<想定の読者>
・プログラミング学習中の人
・プログラミングを学ぼうと思っている人
・挫折したことがある人
・TECH CAMPを受講するのを悩んでいる人
・TECH CAMPのリアルを知りたい人
・プログラミングスクールの実態を知りたい人
受講を迷っている人やリアルな情報を知りたい人などに向けて、TECH CAMPを受講してリアルに体感したメリットとデメリットを包み隠さずお伝えします!
また、デメリットに対しての対処法もお伝えします!
先にわかっておくと、うまく立ち回ることができるので、受講中も受講後の転職活動もスムーズにいきます!
実際に入校から卒業、転職まで体験して、サービス体系も把握しているので、信憑性はあります!
また、受講を迷っている人は、リアルな情報を知ってから入校するのか
無知な状態から入校するのかだと、天と地の差があります。
僕は、あまり知らない状態から入校したので、もっと事前に調べておけばなと思いました。。。
なので、自分と同じ経験をしてしまう人が1人でも減るようにという思いで書きました!
もし受講するとしてら、受講中の学習進捗やあなたのエンジニア転職のための道など、リアルな情報を知っておく方が選択肢も増えます!
ぜひ参考にしてみてください!それではスタートです!
■TECH CAMPのメリット
実際に感じたメリットを紹介します!
それでは、1つずつ解説してきます!
学習が習慣化される
最適な環境で、自然と学習する習慣が身につけられます。
短期集中コースは、10週間の学習プログラムなので、平日毎日10:00〜22:00教室に来校して学習します。
※今は完全オンラインコースが主流で、教室スタイルはほぼないみたいです。
1日約10時間の学習スケジュールで「何日までに、どこまでやるか」がカリキュラムで決められているので、必然的に "学習をしなかればならない” という環境と仕組みになっているからです。
僕自身もプログラムを始める前に仕事後や休日に勉強するわけでもありませんでした。
社会人の平均勉強時間は約6分ですが、僕の場合は0分でしたね。笑
しかし、TECH CAMPに通うと毎日プログラミング漬けの日々を送りました。今まで絶対にありえないことでした。
平日は毎日10時までに来校し、21時くらいまで学習しました。
土日も最低6時間は勉強しました。
それを2ヶ月続けると勝手に学習習慣がにつきます。
「でも、自分にはそんなに学習できる自信ないな〜」
たしかに、いきなり言われてもそう感じますよね。
TECH CAMPには、「ライフコーチ」が学習完了までモチベーション管理を行ってくれます!
ライフコーチには、学習に関する悩み相談ができるので、学習進捗をサポートしてくれます!
サポートはしてくれますが、最終的にやるのは自分なので覚悟を持って頑張りましょう!
同じ志を持った仲間ができる
自分と同じ目的を持った「仲間」と一緒に学習するので、モチベーションが向上します。
TECH CAMPを受講する人は、みんな同じく仕事を辞めて短期でエンジニア転職を目指す同志です。
全員目的が一緒で、プログラミング未経験なので、必然的に仲良くなれますし、誰かと学習するとモチベーションも維持しやすくなります。
最初に4~6人のチーム編成がされるんですけど、チームメンバーと仲良くなってずっと一緒に勉強してました。
チームごとに集合時間や場所を決めて、一緒に朝から晩まで学習する日々を送っていました!
1人だと甘えや逃げ道を作ってしまいがちですが、誰かとそういう約束をするといいプレッシャーを自分にかけられて学習も継続できます。
「でも、チーム内に自分と合わない人がいたらどうしよう~」
「あと、誰かとやるより1人でもくもくやりたいタイプなんだよな〜」
もちろん1人でもくもくやる方が捗る人は、それでいいと思います!基本的に自由です!
あくまでも僕の場合は誰かとやる方が楽しいタイプなので!
あと、正直チームのメンバーにもよるのですが、この人とは仲良くなれないとかあると思いますし。
チームメンバーでなくても、TECH CAMPには受講生が多いので、誰かしらとコンタクトはとりやすいです。
また、学習した内容をアウトプットする時間が学習スケジュールの中に組み込まれており、その中で意気投合する人がいれば仲良くなれます!
「同じ目的を持った仲間」と共に学習することで、モチベーションが上がります。
質問し放題かつ質問力が鍛えられる
分からないことがあればメンターに質問し放題の環境でプログラミングを学習できることです。
そして、同時に「質問力」も鍛えられます。
いつでもメンターに質問し放題なので、プログラミングの挫折する原因の「不明点が理解できない」「1人でエラーを解決できない」という壁がなくなるからです。
それと同時の付加価値で付けられるのが「質問力」です。
なぜ質問力が鍛えられるのかというと、TECH CAMPでメンターへ質問するときは、エラーや不明点を自分なりに仮説検証をし、論理的に考えて内容を言語化して質問しなければならないからです。
具体的な例として、悪い質問と良い質問を比較します。
<悪い質問例>
エラー発生
↓
「ググる、カリキュラム見る」
↓
「分からないです。教えて下さい。」
<良い質問例>
エラー発生
↓
「ググる、カリキュラム見る」
↓
■ 解決したいこと
「指定した箇所にcssが当たらない」
↓
■ 調べた内容とそこから立てた仮説
「htmlファイルを確認したが、クラス名は間違ってない」
↓
■ 仮説を元に行った検証
「クラスのスペルミスも正しい」
↓
「これらを試しましたが、解決できなかったので教えて下さい。」
違いは一目瞭然ですよね。
そして、悪い質問例の方でメンターに質問すると、跳ね返されて再度質問するように促されます。
質問力を鍛える意味としては、将来エンジニアとして転職した時に現場で必要不可欠な能力だからです!
最初は、わからないことだらけで質問も多くなると思います。
そんな時に「ここがわからないから教えてください。」だけだと教える側も何をどこまでやって、どういう状況なのかわからないと原因を特定するのも解決するのにも時間がかかります。
論理的に筋道を立てて質問できる方が、解決までの時間も短縮でき、先輩エンジニアとのコミュニケーションもやり取りしやすくなります。
将来の現場でも対応できるようにスクールの段階で質問力を鍛えることができるメリットは大きいです!
「いきなり初心者の段階からそんな質問できないよ〜」
「何がわからないのかわからないし〜」
もちろん最初からこの質問方法ではありません!
はじめの基礎を学ぶ段階では、自由に質問できます!
そして、あらかじめ「質問フォーマット」が用意されており、それに沿って質問しやすいようになっています!
基礎が終わってからこのフォーマットで質問する形式になります。
とはいえ、この質問方法に慣れるには時間がかかります。僕もはじめはこの質問方法に苦労しました。
しかし、ある程度数をこなすようになると、自然と型通りに質問できるようになりますので、じゃんじゃん質問しましょう!
また、同じチームメンバーや同期に質問して解決できることもあります。
その時も質問の型を意識してチーム同士で質問し合ってみましょう!
いつでも質問し放題なので、挫折しにくい環境で学習を進められます。
メンターもすごく親切で丁寧に教えてくれます。
同時にエンジニアに転職した時に現場で求められる「質問力」を鍛えられことができます。
受講生同士でアウトプットし合い理解が深まる
チームメンバー同士で、学んだ知識をアウトプットし合うことで理解が深まります。
プログラミングにおいて、アウトプットするのは非常に重要です。
独学だとブログとかでアウトプットできますけど、人と話してアウトプットできるのが利点です!
「アウトプットタイム」 というのが学習スケジュールにあるので、仕組み的にアウトプットする機会があります!
誰かに話すことで、たとえちょっと間違っていても話す中で自分の中で気づけたり、聞いた側からの意見をもらえるので、ほんとにアウトプットしたもん勝ちです。
僕もメンバーがつまったエラーを一緒に解決したり、逆に解決してもらったりすると、自分1人で解決するよりも、理解度が圧倒的に高まりますし、お互い成長できます!エラーを一緒に解決すると、達成感も生まれますよ!
「でも、アウトプットって苦手だな〜」
「間違ってたらどうしよう~」
たしかに不安ですよね〜僕も最初は同じ気持ちでした。
ただ、どんだけ小さなことでもいいのでアウトプットする行為自体が大切だと思います。
最初は慣れるまで大変ですが、毎日「アウトプットタイム」があるのですぐに慣れます!
みんな初心者なので、内容をいちいち気にする人はほとんどいませんよ!
プログラミングにおいてアウトプットするしないでは、後々理解度に雲泥の差が生まれます!それを実現できるのは良いところです!
やはり、挫折しない仕組みがTECH CAMPにはたしかに存在してました!
■TECH CAMPのデメリット
実際に感じたメリットを紹介します!
それでは、1つずつ解説してきます!
デメリットに対しての対処法もまとめていますので、参考にしてみてください!
就職保証付きのメリットはない
転職サポートを受ける利点は皆無でした。
(正直、転職サポートなくていいから、10万ぐらい値引きしてほしかったのが本音。)
理由は3つあります。
① 担当キャリアアドバイザーによって対応が違う
まず、1人1人にキャリアアドバイザーがつきます。
経歴の確認、自分が希望する企業、どんなエンジニアになりたいのか、など卒業後の転職活動について面談をします。
ここから人によるんですが、良いアドバイザーの方は、履歴書や自己PRの添削を行ってくれたり、就活の状況をこまめにヒアリング、企業紹介、面接練習などをしてくれます。
僕の担当の方は、履歴書や職務経歴書などを添削をしてくれたり、こちらのレスポンスも早かったりなどそこまで悪くはなかったです。
しかし、他の人の話を聞くと、希望とする企業と全然違ったり、レスポンスがかなり遅かったり、急に担当が変わるなどもあるみたいでした。
また、テックキャンプのキャリアアドバイザーは、ITの知識やプログラミングの経験は無いです。
(詳しい人は何人かはいるみたいです。)
② 持っている求人数が少ない
面談後、企業を何社か紹介されるんですが、僕の場合は、合計20社いかないぐらいでした。
特に、30代以上の紹介求人数は年齢制限があるので結構少ないです。
※人によって求人数は変わります。
なので、TECH CAMPの紹介求人はほぼ利用せず、Wantedlyやその他転職媒体やエージェントを活用して転職活動をしていました。
周りもほとんどの人がその他転職媒体を活用していました。
③ 紹介される企業は、微妙なところが多い
正直、紹介される企業は9割微妙です。
抽象的なんですけど、みんなが抱いている「おしゃれでかっこいいIT企業」のイメージではなく、堅そうなイメージで昔ながらのIT企業が多かった印象です。
ホームページ上での転職実績は、以下になってます。
※2020年4月〜6月の実績(最新は公式ページを参照してください)
転職成功率は、ホームページ通りだと思います。
しかし、今の未経験エンジニア転職市場で、自社開発50%は信じがたいです。
紹介求人に、ほとんど自社開発企業はなかったからです。
ほぼ、受託開発かSESだと思います。
おそらく他媒体からの自社開発の企業が決定した結果も入っています。僕も含め周りの人は他媒体で内定を獲得していました。
よって、このグラフは 「TECH CAMP経由での自社開発の決定ではない」 可能性が高いです。
僕の内定実績は、自社開発2社、SES1社ですが、TECH CAMP経由ではなくすべて「Wantedly経由」です。
以上のようなデメリットがありますが、この弱点を利用した活用方法があります!
僕が実際にやっていた、対処方法を紹介します。
<対処方法>
- ①紹介企業を踏み台にする
- ②キャリアアドバイザーを利用する
① 紹介企業を踏み台にする
紹介された企業はどれも微妙でしたが、とりあえず全てエントリーしました。
目的は、面接慣れするためです。
最初は、どんな企業がいいのか定まらないので、面接練習のためにTECH CAMPで紹介された求人には全て応募をしました。
それを続けていくと自分と合った企業や行きたい企業がみえてくるようになります。
<ポイント>
TECH CAMPで紹介された企業が微妙でも、とりあえずエントリーして面接慣れをしておきましょう!
そして、Wantedlyやその他転職媒体などで探した本当に志望度が高い企業に備えることができます。
僕自身、面接の数をこなしたことで成果が実り、志望度が高い企業に内定をもらえました!
② キャリアアドバイザーを利用する
キャリアアドバイザーをいい意味で利用しましょう。
<ポイント>
こちらから「履歴書添削や面接練習おねがいします!」や「こういう企業の求人下さい!」と積極的にコンタクトをとりましょう!
なぜかというと、面談は合計3回のみだからです。その後は基本放置プレイです。
そのため、こちらからアクションを起こさないと対応してくれません。
かつ、他にもたくさんの受講生を担当しているので、他の面談などが入っていたり忙しいからです。
なので、こちらから積極的にアポをとりましょう!
僕も実際に、履歴書と職務経歴書、自己PRなどの添削を依頼しました。
担当のキャリアアドバイザーの方はプロでしたので、伝わりやすい文章構成や何を書けばいいのか教えてくれました!
もちろん、面接練習も行ってくれます。
僕は1回だけだったのですが、こちらから頼めば対応してくれます。
キャリアアドバイザーは積極的に活用しましょう!
また、担当のキャリアアドバイザーがあまりにも使えない場合は、担当も変更できるみたいです。
メンターによってスキルの差がある
メンターによって知識の差があったり、教え方もそれぞれ違います。
前提として、TECH CAMPのメンターは元現役エンジニアとかプログラミングに詳しい人ではないです。
未経験から学習してそのままメンターになる人も多いみたいです。
実体験ですが、エラーの質問をした時に、メンターによって1時間かかる人もいれば、10分で解決した場合もありました。
これはあるあるですね。
知識の偏りはありますが、メンターの対応自体はいいです。
プログラミングに詳しいというより「教えることのプロ」なので、対応の満足度はかなり高いですね
質問対応の待ち時間が長い
質問までの対応時間が最長1時間とかありました。(オンラインでの質問です)
その間に自分で調べて解決できたこともあったのですが、わからない間は学習が進まないという状況がありました。
全国の受講生から質問がたくさん来て混み合うので、対応までの時間がとても長くなります。
噂によると今は、接続まで結構早い(最短で1分以内)みたいです。
TECH CAMPは人気なので、メンターの人員もどんどん増やしているかな〜と思います。
■まとめ:TECH CAMPの本当の価値
TECH CAMPの元受講生の僕が、リアルに体感したメリットとデメリットをまとめました!
再度ですが、メリットとデメリット考慮して「TECH CAMPに通って良かった」と思っています!
メリット・デメリットとかありましたが、TECH CAMPの本当の価値は、
「プログラミングのスキルを学びにいく」よりも
- 「学習の習慣化」
- 「仲間と切磋琢磨すること」
- 「アウトプットして理解度を上げる」
- 「自分の手でアプリケーションが作れる」
- 「自分に自信がつく」
などの"体験"に価値を感じることができた感覚でしたね!
結局のところTECH CAMPは、プログラミングを学ぶきっかけを与えてくれたり、転職のサポートをしてくれるだけです!
最終的にやり切るのは「自分自身」です!
そこは勘違いしないように覚悟をもってがんばりましょう!
金銭面や時間的に余裕がある人、独学で勉強が続かない人や途中で挫折した人は、プログラミングスクールに通うのがおすすめです!
補足ですが、通う前に必ず「Progate」や「ドットインストール」を事前にやっておいた方がいいです!
HTML,CSS,Ruby,Rails,JavaScriptは最低でも1周やっておきましょう!
いきなり初心者の状態からスクールに入るのは効率的ではありません。
まず、自分がプログラミングに向いているかも知れるし、受講してからの理解度や学習進捗が大幅に変わります!
「無料カウンセリング」もあるので一度話だけでも聞いてみてもいいかもしれません!
長文になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます!
これからも一緒にプログラミング楽しんでいきましょう!
この記事が少しでもあなたの役に立てたら幸いです!
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