AWS ANSにビビりすぎない
先日、AWS Certified Advanced Networking-Specialty(AWS ANS)を受けてきました。
色々な方が「ANSはAWS資格で一番難しい!」とか「二度と受かる気がしない..」とか言っていると思いますが、個人的には正直大したことはなかったです。
経歴・保持資格
2023年度新卒でSier入社、AWS業務歴1年程(IaaS, PaaS構築)
CLF, SAA, DOV, SOA, DOP, SAP, SCS, ANS(new)
試験結果
結果は864点/1000点でした(「お前、大したことないとか言っておきながら860点かよ(笑)」とかのコメントは受け付けません。理由は傷つくからです。)
試験時間は3時間あるのですが、割と考えながらやっても2時間ほどで回答・見直し完了しました。
合っているか微妙な問題が計14問ほどありました。採点対象外の問題とかもあるので一概には言えませんが、大体14問のうち半分くらいが不正解だった計算になりますね。
学習期間・内容
学習期間は1か月半くらいです。仕事終わりに少しずつ勉強していたので、実際の学習時間は大体60~70時間くらいですかね。難しいと聞いていたので、結構長めに学習期間は取りました。
主に以下の三つの教材を使用していました。
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AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識
有名なANS本ですね。基本的には資格勉強する時に本とかは買わないのですが、この本は非常に評判が良かったため、購入してみました。自分はDirect Connectを構築したことがなく、BGPなどの知識もあまりなかったのですが、その辺りがコンパクトに分かり易くまとまっていて概要を掴むには有益な本だと感じています。 -
CloudLicence問題集
これも有名なWeb問題集ですね。今まではUdemyの問題集で何とかしてきたのですが、今回はCloudLicenseを登録して学習してみました。1セクションが7問といういい感じの分量だったので、コツコツと継続して進めることができましたし、ほとんど同じ内容の問題が3割ほどは出ていたように思います。1か月くらい使って1周した後に、間違った問題とフラグを付けた問題を中心に復習して、大体の問題が理解して解答できる段階に到達したタイミングで試験を受験しました。 -
BlackBelt, 公式レファレンス
説明不要ですね。
感想
冒頭でも記載したように、大したことはなかったです。SAPなどと比較して出題されるサービスも圧倒的に少なく、ちゃんと考えれば正解まで導けるという問題の割合も多かったように思います。Cloud WANなどのノーマークの問題も2,3問出題されましたが、所詮は2,3問です。Direct Connect, Site to Site VPN, Route53などの中心的なサービスを完璧に理解することができれば割と余裕をもって合格することができると思います。
最後に
AWS ANSは大したことないです。
ビビりすぎてはいけません。
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