【A5:SQL Mk-2】 SELECT文実行結果に名前を付ける
はじめに
はじめまして、森田和華です。
最近リモートワークの会議中に私が使っていた便利機能を見て、そんなことできるんですか!知らなかった!と言っていただくことが多くて
気づいていないだけで私もリモートワークがメインになった現在、人から盗むような勉強の仕方が難しくて技術の取得が遅いのかもしれないと思っています。
そこで、無くても困りはしないけど知ってると便利!な機能について自分でも調べて学んでいきたいと思います。
ベテランの方には当たり前の機能かもしれませんが、初心者の私や始めたての人には目からうろこだった機能を学習しながらまとめていきますのでよろしくお願いいたします。
SELECT文の実行結果に名前をつける DataTitle・Captions
テストなんかをしていると複数のSELECT文を実行してそれぞれのテーブルできちんと更新されているか確認したりすることがあると思います。
A5:SQL Mk-2では以下のように一つのファイルに複数のquery文を記載して一気に実行することが出来ます。
SELECT * FROM user_sample;
SELECT * FROM book_sample;
実行方法は下の▼をクリックし実行位置を「先頭からすべて」と選択します。
選択後実行すると無事二つのqueryが実行されています。
ただし、見ていただいてわかるようにどのqueryの実行結果かは直感的には分かりません。
複数あればどのqueryが何番だったか混乱します。
そこでA5:SQL Mk-2ではqueryごとに名前を付けたり、取得カラムの名前を付けることが出来るようになっているようです。
--*DataTitle ユーザー情報 //query実行結果の命名
--*Captions ID,名前,パスワード,削除フラグ //カラム名の命名
SELECT * FROM user_sample;
--*DataTitle ユーザー情報 //query実行結果の命名
--*Captions ID,タイトル,概要,分類,削除フラグ //カラム名の命名
SELECT * FROM book_sample;
実際にこのqueryを実行してみます。
実行結果は無事に命名されています。
ちなみにこの機能は疑似命令と言われる機能らしく
他には
SetParameter SQL実行時に利用するパラメータをセットできる
ShowParameterWindow query実行時にパラメータ設定画面を表示させる
などもこの方法で利用可能なようです。
おまけ
SetParameter
--*DataTitle ユーザー情報
--*Captions ID,名前,パスワード,削除フラグ
--*SetParameter id 1 Integer
SELECT * FROM user_sample where id=:id;
実行結果
ShowParameterWindow
--*DataTitle ユーザー情報
--*Captions ID,名前,パスワード,削除フラグ
--*ShowParameterWindow
SELECT * FROM user_sample where id=:id;
実行結果
このパラメータ設定画面でパラメータをセットすることが出来ます。
ちなみにパラメータ設定画面は「Ctrl」+「Shift」+「P」でも表示させることが出来ます。
参考文献
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