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WSLでArchLinuxを動かす
環境
OS 名: Microsoft Windows 11 Pro
バージョン: 10.0.26120 ビルド 26120
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
だけ実行したUbuntu24.04 LTS
導入
Ubuntuの中に入って、 https://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/archlinux/iso/ から好きなArchLinuxを取ってきます。
wget https://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/archlinux/iso/2024.08.01/archlinux-bootstrap-2024.08.01-x86_64.tar.zst
wget https://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/archlinux/iso/2024.08.01/sha256sums.txt
Ubuntuにはzstdが初期インストールされていないため、別途インストールした後、tarコマンドで解凍します。
sudo apt install zstd
sudo tar --zstd -xvf archlinux-bootstrap-2024.08.01-x86_64.tar.zst
次にpacmanのmirrorlistを編集して、利用したいミラーサーバーのコメントアウトを外します。
私はArch導入後にreflectorコマンドでmirrorlistを更新するから適当でいいや、という安易な考えで、AustraliaとJapanのコメントアウトを全部外しました。
cd root.x86_64/
sudo vim etc/pacman.d/mirrorlist
tar.gzで圧縮して、
sudo tar czvf arch.tar.gz *
mkdir -p /mnt/c/wsltars
sudo mv arch.tar.gz /mnt/c/wsltars
cmd.exeかpowershellからインポートすると完了です。
PS C:\> wsl --import ArchLinux C:\arch\ C:\wsltars\arch.tar.gz
wsl --list
を実行することで導入されていることを確認できます。
PS C:\> wsl --list
Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション:
ArchLinux
wsl -d Name
でディストリビューションを選択して起動することができます。
PS C:\> wsl -d ArchLinux
[root@HOSTNAME USERNAME ~]#
どこかで間違えてよくわからなくなったら
PS C:\> wsl --shutdown
PS C:\> wsl --unregister ArchLinux
で削除することができます。
そして再度wsl --import
を実行することで真っ新な環境に戻すことができます。
おわりに
初期設定編も書くかも。書かないかも。
参考
サクッとUbuntu (WSL)でzstd(ZStandard)を使う方法 #Linux - Qiita
Arch on WSLを構築する
WSL 2 で Arch Linux を使う - yukirii blog
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