ChatGPTのVSCodeプラグインが神すぎる件について
(追記)
自動ログイン機能が利用規約に抵触していたらしく、マーケットプレイスより削除されました。
GitHubにAPIを使ったものは残っているので、知識があれば動作させられるかと思います。(自己責任)
これを使った再配布等の行動はトラブルの元なので控えた方がよいでしょう。
ChatGPT いいよね
最近一番メッセージやりとりしてるのChatGPTだし、なんなら1日にしゃべる量よりChatGPTと話してることの方が多い可能性まであります
ChatGPTのチャットツール自体はこちらから参加して試せるわけですが、プログラムを書くときに使ったことのない言語やライブラリを開拓する際ここまで有難い存在はありません.
このようにネット上を探し回ると地味に時間のかかる情報もチャット形式で手に入ります.
さて、今回の話題ですが、我が愛しのテキストエディタ「Visual Studio Code」のChatGPT拡張があるという噂を小耳に挟みましたので早速試してみました.
VSCodeへのChatGPT拡張機能セットアップ
marketplaceからこちらの拡張機能をインストールします.(非公式)
現在テストしているPCの環境は次のとおりです
env
- MacBook Pro Apple M1 16GB ( MacOS 13.1 )
- Visual Studio Code v: 1.74.3 (Universal)
- ChatGPT Extension v: 3.3.3
ログイン
いくつかログイン方法が用意されているようで、拡張機能設定のMethodから切り替え可能です.
Browser: Auto-login
左側のバーにChatGPTボタンが追加されます.
ボタンをクリックし、CHATGPT: CONVERSATION WINDOWが展開したら、
WINDOWS下の方のLog inボタンを押します.
勝手にウィンドウが開き、いつものやつが表示されるので、ログインします
無事会話できるようになりました
GPT3 OpenAI API Key
Browser: Auto-loginよりこちらの方が安定して動作しました.
OpenAIのページに行ってAPIキーを生成してきます.
拡張機能設定で認証方法をGPT3 OpenAI API Keyに変更
API KeyにAPIキーを貼り付けます
会話できるようになりました
範囲選択 -> 右クリックで神の力を行使する
- テストコードを作ってもらう
- バグを発見してもらう
- リファクタリングしてもらう
- コードを説明してもらう
- コメントを挿入してもらう
といった聖なる力を使えるようになったようです.
とりあえず、コードの説明をしてもらいました
最高ですね.
いつもみたいに話してみる
あっているかの確認はもちろん自分でやらないとですが、いや便利ですねーーー
注意点
GPT3 OpenAI API Keyにしていると、API使用料がかかるようです.
$18分の無料枠が最初からあって、無くなり次第課金となるようです.
(どのタイミングで課金情報を入力する必要があるかは未確認)
とりあえずなくなるまで遊んでみて挙動を観察します.
(追記)使い方によると思いますが、1か月たってもとりあえずなくせませんでした。
(追記)GPT-4
最近のアップデートでGPT-4が選べるようになったようです。
著作権
一応の内容を考えるとChatGPTに入力したコードはChatGPTが再利用する可能性があります.
つまり、間違ってAPIキー入りのプログラムのアドバイス貰おうとして入力するとかの行動に出ると大惨事を招く恐れがあります.
User Content Transmitted Through the Site: With respect to the content or other materials you upload through the Site or share with other users or recipients (collectively, “User Content”), you represent and warrant that you own all right, title and interest in and to such User Content, including, without limitation, all copyrights and rights of publicity contained therein. By uploading any User Content you hereby grant and will grant OpenAI and its affiliated companies a nonexclusive, worldwide, royalty free, fully paid up, transferable, sublicensable, perpetual, irrevocable license to copy, display, upload, perform, distribute, store, modify and otherwise use your User Content for any OpenAI-related purpose in any form, medium or technology now known or later developed.
また、ChatGPTが出力した文章は基本的に元々の作成者に著作権があるようです.
ですから、コードも誰かの著作物です
もちろん近年のライブラリの充実で誰が書いても似たようなコードになることは普通にありますが、GitHubCopilotにしてもChatGPTにしても
(追記)API利用分については反映しないことになったようです
が、まあ結局機密情報を外部に入力しようとするのはリスクしかないので気を付ける必要はありそうです。ChatGPT偽サイトとかに気を付けましょう。
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