初心者のためのVJ機材大図鑑
三種の神器
- パソコン
- プロジェクター
- HDMI
この3つがあればVJはできます。
パソコン
パソコンについてグダグダ講釈垂れてるページが多いですが無意味です。なぜならパソコンはすぐ新製品が出てあっと言う間に古くなります。VJソフトだってすぐアップデートします。さらに人によってソフトの使い方も違うから必要とするマシンパワーは全然違います。だから当てになりません。
とりあえず今持ってるパソコンでVJソフトを動かしてみましょう。動けばそのまま使えばいいし、厳しければ買い換えればいいです。
もしパソコンをこれから買うなら、VJソフトのページに動作要件が書いてあるので、それを見たほうがいい。
プロジェクター
光量がだいたい3,000lm(ANSIルーメン)以上のものを選びましょう
BenQやLGみたいな有名メーカーなら大丈夫です。このANSIルーメンが重要!
しかしAmazonでよくある怪しい中華ブランドはANSIルーメン表記ではなく、いわゆるチャイナルーメンというインチキ表記で実際に使うとクソ暗いです。そういうのは買わないようにしましょう。
HDMI
無視されがちですが意外と大事です。
高いケーブルは必要ないけど、ちゃんとしたメーカー製のを使いましょう。変なメーカーのはトラブります。
あまり長いケーブル(概ね10m超)は映らないとかトラブることが多いので光で延長するタイプのケーブルを使いましょう
PC本体にHDMI端子がない時は変換しましょう。言うに及ばずですがちゃんとしたメーカー製のを使いましょう。これも安いのは使用中に突然ブラックアウトしたりします。
コントローラー
いつぞやのResolumeのエイプリルフールジョークが遂に現実になった!
LoupedeckやElgato Stream Deckは純正プラグインによりMIDIコントローラーとして使うことができます。もちろん表示されるアイコンも自由自在に変更できてコンパクトだしVJのコントローラーに最適です!
Loupedeck
Elgato Stream Deck
映像の延長
HDMIをSDIという信号方式に変換して延長します。
SDIは長距離(数百メートル)ケーブルを延長できて、HDMIよりも安定性が高いです。
容易に入手できるLANケーブルを使用するHDBaseT HDMIエクステンダーという機材もあります。
光ファイバーケーブルを使うモデルもあります。ケーブルが細くて取り回しやすく、伝送距離が25kmと非常に長いです。
無線で映像の延長
無線でHDMI映像を延長する機材です。
こちらは無線でNDIを飛ばせる機材です
映像の分配
言わずもがなですがちゃんとしたメーカー製のを使いましょう。
特に分配器はパチもんを使うとトラブります。
マトリックススイッチャー
マトリックススイッチャーとは複数の画面にたくさんの映像を出すための機材。
イメージニクスの製品が有名
Arduino
完全オリジナル、自分だけのMIDIコンが作れます。
Raspberry Pi
メインのPCが落ちた時のバックアップ用に、サブVJパソコンとして使っています。
またVJの仕込み作業用サブPCとしても使っていて、一晩中動かしてffmpegでの変換やyt-dlpでの素材集めしたりしてます。
HDMIキャプチャー
何かと必要になります。定番は俗にミニレコと言われるBlackmagicの製品ですね。さすが安定性はピカイチです。
ライブカメラ入力
Webカメラです。
無線カメラ
実はスマホはれっきとしたVJ機材です。
このアプリを使えば、スマホのカメラに写ってる映像をWifi経由でパソコンに映すことができます。もちろんVDMXなどのVJアプリはNDIに対応してるので、その映像をVJスクリーンに映せます。
Lider搭載のスマホならなんと!奥行き情報付きの立体映像を無線で送ることができます。
ミニ三脚
スマホやWebカメラを固定するのに使うよ
ストレージはSSDが吉
現場では振動や衝撃に強いSSDを使おう。現場でHDDが逝くのを度々目にしてる。現場はスピーカーの振動や落下のリスクでHDDには過酷な環境。
バックアップ用なら容量単価の安いHDDがおすすめ。
パソコンもいつ逝くか分からないからバックアップはこまめにしておこう。
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