VDMXでMIDIコンを使う
VJに最適なMIDIコンは
MIDIコンはたくさん種類がありますが、一体どんなのが最適なのでしょうか
解説します
コンパクトであること
絶対条件です
大きいコントローラーは思ってる以上に嵩張ります
つまみの突起が意外と体積を取るんで普通のカバンに入らない。なので専用のカバンを用意しないといけなくなります。移動が大変で大抵は2, 3回使っただけでお蔵入りしてしまいます
しかもブース内はこんな感じで狭いので、邪魔になって他のスタッフさんに迷惑をかけてしまいます
コントローラーは必ずこのような小さいものを使いましょう!
頻繁にモデルチェンジしないこと
ボタンの配置とかしょっちゅうモデルチェンジされると困る
例えばある日突然、自動車のワイパーとウインカーが逆になってたら困りますよね
それと同じことです
結局どれがいいの
korg nanoシリーズです
なんや定番じゃなないかと思うでしょうが、本当に結局これが一番です
あとLoupedeckやElgato Stream Deckもいいですね。
設定すればMIDIコントローラーとしても使用できます。
MIDIコンとPCをつなぐ
まずナノコンやLoupedeck、Elgato Stream DeckをPCとUSBでつなぎましょう
VDMXでMIDIコンをアサインする
メニューバー > Workspace > Hardware Learn Toggle]をクリック
するとアサインが可能な箇所が青くなる
青くなった箇所をクリックしたあと、アサインしたいMIDIコンのツマミを動かしたりボタンを押すと
自動的にアサインされる
パラメーターの設定について
アサインの時に、このようなウィンドウが出てくるので、それぞれのパラメーターについて解説する
表示されないときはメニューバーのWindow > UI Inspectorをクリック。
-
Value
MIDIコントローラーから入力されてくる値 -
Min/Max Env
VDMX上のアサインしているパラメータのレンジを表しています、
この値以上、以下は使わないよってときに使えます。 -
[Receive][Send][Marks][Presets][Opts]
各MIDIのパラメータの種類をここで決めます。大概は「Receive」ですが「Opts」などの別の種類にしている場合にはアサインできなくて焦る時があるので要注意 -
Sync [Button | Slider | etc.] Value to ~
現在アサインしているMIDI情報が表示される
たくさんのMIDIコンを使ってると同じch, ctrlを混在させて、超大変なことになるので注意 -
[+][-]
アサイン情報を消したり増やしたりする。同じパラメータにいくつかのMIDIコンのボタン等をアサインしたい場合は[+]で新しくしてからでないと上書きされてしまうので、注意 -
Invert val?
MIDIコンから入力されている値を反転する -
Detect
アサインするためのボタン
Detectを押して適当に押すと、その次に押した信号がアサインされます。Hardware learn~と違って、最後に押した場所ではないので、アサインのミスが起こりにくいのでおすすめ -
Ignore if this close to current val:
現在の値に近い場合は無視する -
Marks
MIDIコンのボタン等をクロスフェーダーなどで使う時に便利
前述の4の「MIDI〜」の項目の左横にある数値はいじることができて、ボタンを押すとその値がパラメータに出力される。これで0と1を使ってMIDIコンのボタン等でクロスフェーダーをパチパチと入れ替えたりできる。 -
Opts
その他みたいな項目 -
Slider Mode:
パラメータとMIDIの数値の値の補正、かかり方の種類を変えらる
例えば、MIDIコンのノブでスピード(Rate)の値で1ぴったりにしたいときなど、微妙に値がずれてぴったりになりません。
このときに「Mode:Linear」から「Mode:Logarithm」に変えることによって、Rateが1ぴったりになるようになります。 -
Use Num FX Chain?
コントローラからの入力値に対してエフェクトをかけることができる機能 -
Lock slider UI?
押すとそのパラメータに鍵マークがかかり、動かないようになる -
Global smoothing
パラメータの数値の変わり方がなめらかになる
例えば、前述のやり方でボタン等のアサインでクロスフェーダを操作する場合にこれを押すと、値がふわりと変わる
ここで操作できる値はそのふわっと変わる時間の長さを変えれる -
Toggle on Input~
下部の方にある、結構どこにでも目にする項目
これはボタン等を押したときのVDMX上の動作を変えられる
初期設定の「Toggle on Input」から「Val from Input」に変えることによって、ボタンを押している時だけFXがONになり、離したときにOFFにするという設定にできる
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