GitHub の支払いを年払いにすると GitHub スポンサーの支払いも年払いのみになる
まとめ
GitHub を年払いに切り替えると GitHub スポンサーでの支払いも 年払いのみ に切り替わります。
例えば月 $250 のスポンサーをしていた場合は、年払いに切り替えたタイミングで $ 3000 の請求が発生します。
GitHub スポンサーで 月額支払 と書いてあっても、強制的にその金額を x 12 した年払いになります。 GitHub の支払いを年払いに切り替えたタイミングで 3 ヶ月だけスポンサーをするといった事はできなくなります。
また、年払いへの切り替えのタイミングに表示される「年払いの支払い金額」には GitHub スポンサーの費用は反映されません。
請求メールの抜粋
以下のようなメールが来てびっくりしました。まぁスポンサー費用を支払うこと自体にネガティブはないのですが。
後、今回とは関係ないですが手数料 6 万円かぁ (158 円計算) ってなりました。
Sponsorship Fees: $403.32 USD
Sponsorship Amount: $6,721.97 USD (prorated for Apr 27 - Feb 27)
Total: $7,125.29 USD*
1,125,540 円 (158 円計算) のお支払いでした。
Dw, I was also surprised when I saw $15 monthly turn into $180 yearly...
同じ体験をされていた方がいらっしゃった。
GitHub スポンサーの利用を減らす
年払いのみの場合はスポンサーをしづらいため、GitHub スポンサーの利用を減らしていくことにしました。今後は Open Collective を積極的に利用していきます。
とはいえ、継続的にスポンサーしていきたい OSS 開発者側に Open Collective を強制するのは良いことではないと思うので、GitHub スポンサーは「年払い」していきたい場合のみ使う事になりそうです。
Open Collective
時雨堂の Open Collective
GitHub スポンサーは透明性がないのが残念だなと思っていたのですが、Open Collective は透明性が素晴らしいので本当にお勧めです。
今まで支払った金額もアピールできるのも気に入ってます。もちろん非公開にもできます。
とくに企業で利用する場合は GitHub スポンサーよりも支払う側の手数料が半額近いのも円安時代には助かります。ただ、受け取り側は 10% の手数料を払う必要があるので、嬉しくないのかも知れません。
サポートから返信
- 年払いへ切り替えた場合スポンサーも年払いになるのは想定している挙動
- スポンサーを月払いにしたい場合は月払いに切り替えてほしい
- スポンサーだけ月払いにすることはできない
事前情報なくGitHub Sponsorsの支払いサイクルが変更される挙動は混乱を招くため、GitHub Enterprise Cloudの支払いサイクルを変更する際にウェブUI上にSponsorsの支払いサイクルが変更される注意書きを追加するか、公式ドキュメントにその旨を記載するように担当チームにリクエストを行いました。
ということで、GitHub スポンサーを利用されている方はご注意くださいませ。