Open5
OBS と WebRTC SFU を利用して 4K 映像を超低遅延で配信するためのメモ
まとめ
OBS 30.2.2 (2024-07-26 時点の最新版) を利用する事で、OBS からWebRTC SFU 経由で音声と映像を超低遅延で配信することができる。
Sora Labo を利用した例
無料で検証する事ができます
Sora Labo は時雨堂が運営する、商用分散 WebRTC SFU である Sora を無料で試すことができるサービスです。連続で 2000 分まで利用できます。30 日後に利用時間が復活します。 (1/1 に 300 分利用すると、 1/31 に 300 分追加されます)
OBS WHIP を試す
チャネル名を指定して、チャネル ID とアクセストークンを取得してください。
チャンネル名は sora-devtools
にすると、すぐに OBS からの配信を確認できるのでお勧めです。
https://sora.sora-labo.shiguredo.app/whip/{channel-id}
あとは OBS の配信の設定を WHIP
にして、サーバーに WHIP URL 、アクセストークンを Bearer トークンに指定しましょう。
出力は H.264 を利用しましょう。 B フレームを利用するのチェックを外して、ビットレートを 15000 kbps に変更してください。
映像は 4K 30 fps を指定してください。
あとは配信開始を押すだけです。
視聴する
Sora DevTools を利用したサンプルのマルチストリーム受信をクリックしてください。
connect を押してください。表示まで少し時間かかる場合がありますので、待ってみてください。
OBS 利用条件
- 4K の映像をエンコードできるハードウェアが必要です
- macOS であれば 4K 30fps までは可能です
- Windows や Linux で Intel や AMD、NVIDIA のハードウェアアクセラレーターを了すれば可能です