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Go Conferenceに初めて参加しました

2024/06/09に公開

Voicyでバックエンドエンジニアをしているmasaです。

昨日(2024/6/8)、AbemaTowersで開催されたGo Conferenceに参加したのでその感想などを記事にしてみようと思います!

参加までの過程

私はVoicyに入社するまでGoを実務としては使ったことがなく、Go Conferenceの存在自体は認知していたものの「興味はあるけどGo使ってないし参加まではしなくていいかなぁ」という気持ちで参加を見送っていたのですが、今年からは実務でもGoを使うようになり、関心度が今まで以上に増していたため参加してしてみようと思いました!

connpassで事前に参加申し込みをする必要があったのですが、もともと人気のあるイベントだったことに加えて数年ぶりのオフライン開催というともあってか、かなりのスピードで参加申し込みがされており、なんとか滑り込みで参加申し込みをすることができました。
(先着順での参加になっており、申し込み開始の数時間後にはほとんど埋まっているような状態でした。)

初参加のGo Conference

待ちに待った当日、会場オープンは9時/オープニングセッションは10時ごろからになっていたので、9時40分ごろに会場に到着したところもうすでにたくさんの人が来場していました。

会場にはスポンサーブースがあり、協賛しているスポンサーのうち、(おそらく)シルバースポンサー以上のスポンサーがスポンサーブースの設置をして各社のサービスの説明をされていたり、ノベルティの配布などを行ったりをされていました。
私もオープニングセッション前までにミイダスさん、カミナシさん、ビットキーさんのスポンサーブースにお邪魔させてもらいました!

上述のサービス説明やノベルティ配布以外にも、「Goの好きなライブラリは?」「Goの好きなところは?」などのアンケートも各社でされており、それを見るのも面白かったです。

こういったブースなどがあることを知らず、間に合えばいいかくらいの気持ちで行ってしまってあまりブースを周れなかったので、来年はもう少し早めに行ってもっといろんな企業の方とお話しできるようにしたいなぁと思いました笑

セッションの開始

10時過ぎからオープニングセッションがあり、10時半からいよいよ最初のセッションが開始になりました!
最初のセッションはGo界隈ではかなり著名なtenntennさんによる「イテレータによってGoはどう変わるのか」というセッションでした。
Go1.23で新たに追加予定のrange over funcについて触れつつ、それによってGoに「どんなメソッドが追加されそうか?」「こんなメソッドも作れそう!」といったようなことについて話されたセッションでした。

もちろん、拝聴したすべてのセッションの内容が面白かったのですが、個人的に特に興味深かったのは、

  • Dive into gomock
    • (1行説明)uber/gomockの実装の詳細について
  • GoのLanguage Server Protocol実装、「gopls」の自動補完の仕組みを学ぶ
    • (1行説明)goplsのコード補完の仕組みについて
  • 詳解 "Fixing For Loops in Go 1.22" / 自作linterをgolangci-lintへコントリビュートした話
    • (1行説明)Goがループ変数をどのように作っているのかということについて

といったセッションでした!
内容について触れるとかなり長くなってしまうため、詳細については割愛させていただきますが、こちらのZennのScrapに、今回のGo Conferenceで登壇された皆さまの公開されている資料を残してくださっている方がいるので、ご興味ある方はぜひこちらからご覧になってみてください。

そして、Conferenceの終盤戦ではLTがあり、8名の方が登壇されていました!
Voicyでバックエンドエンジニアをしているせんちゃんも見事プロポーザルが通ってその中で登壇していました!!🙌
スライドはこちらです!
(今回のLTプロポーザル突破の倍率は約5倍ほどだったらしく、その倍率を勝ち抜いたのすごい!)

参加してみて

当日までは、「Goの理解まだ浅いところあるし、参加したもののほとんど理解できなかったらどうしよう...」というような不安が若干あったのですが、いざ参加してみるとそんな不安が消し飛ぶくらいすごく楽しかったです!
もちろん、濃い内容のものばかりなので全てを理解できたわけではないのですが、自分が使っているライブラリやツールの深いところを知れたり、Goへ関心の幅をさらに広げられたりといったことができ、とても楽しかったです。

Goの理解がまだ浅いことも痛感したところではあるので、Go本体の実装を追って行ったり、使っているライブラリの実装を追って行ったりなどをしてもっとGoの深いところまでを知りたいと強く思うようになりました!
また、来年には自分もプロポーザルを出してみたいなぁとも思ったりしました。

来年も開催予定ではあると最後におっしゃられていたので、「イベントはいいや」と思って参加されなかった方、Go初心者でハードルを感じられて参加できなかった方などもしいらっしゃったら来年はぜひ参加してみてください!!
自分は来年も開催されれば参加予定です!💪

終わりに

知的好奇心をそそられ、「自分ももっとGoを深く知りたい!」と思えるようになる最高の会でした!
Go Conferenceの開催をしてくださった運営のみなさまありがとうございました!
来年はもっと知識を深めた上で参加できるようにしたいと思います!!

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