Installomatorを使ってOkta Verifyを配布する
InstallomatorではOkta Verifyが未対応ですが、配布する方法がMacAdminsで紹介されていたので、こちらで紹介します。
背景
Okta Verifyは毎月アップデートがリリースされており、アプリの更新を自動的に強制することを推奨しています。
そのため、macOSへのOkta Verifyの配布についてApple Business ManagerのVolume Purchase Program(以下、VPP)を用いた配布が紹介されています。
VPPの仕組みを用いたアプリケーションの更新は安定しておらず、他の手段を構築するのがJamf Proにおいては主流となっています。
代替手段として最も有名なものはInstallomatorです。
Jamf Proでは多くのユーザーがInstallomatorを使ってアプリケーションの配布をしているのではないでしょうか。
しかし、Okta VerifyはInstallomatorに対応していません。
Okta VerifyのpkgをダウンロードするURLには契約しているOktaのサブドメインが含まれているため、OSSでは扱えないという事情があります。
https://subdomain-admin.okta.com/artifacts/OKTA_VERIFY_MACOS/download?releaseChannel=GA
本題
本記事では、Mac AdminsでIsaac-sanが解決した方法を紹介します。
免責
スクリプトの修正および使用は、すべて自己責任でお願いします。
結論
installomater.shに以下の記述を追記します。{yoursubdomain}
を契約しているOktaのサブドメインに置換してください。
本スクリプトはアプリケーションのラベルがアルファベット順に並んでいるので、順番に合う場所に記述をしましょう。
oktaverify)
name="Okta Verify"
type="pkg"
oktaTenant={yoursubdomain}.okta.com
BLOCKING_PROCESS_ACTION=ignore
if [[ -z $oktaTenant ]]; then
cleanupAndExit "Okta Tenant not set" ERROR
fi
downloadURL="https://$oktaTenant/api/v1/artifacts/OKTA_VERIFY_MACOS/download?releaseChannel=GA"
appNewVersion=$(curl -is "$downloadURL" | grep ocation: | grep -o "OktaVerify.*pkg" | cut -d "-" -f 2)
expectedTeamID="B7F62B65BN"
;;
Discussion