【バーチャリオン Virtualion®の使い方】展示のための立体データの準備(ファイル形式編)
このページでは、バーチャリオン Virtualion®で立体データを展示するために、ファイルをどのように配置すればよいのかを説明します。データの準備や加工については、この記事を参照。
対応ファイル
バーチャリオン Virtualion®で展示可能な立体ファイルは、現状(2023年9月)ではobjファイルに限定されます。ただし、objファイルは、非常に一般的なファイル形式です。典型的には、objファイルは、立体の形状を表す.objファイルと、テクスチャ情報を表す.mtlファイル、テクスチャ画像を表す画像ファイル(.pngや.jpgなど)の3つからなります。ただし、テクスチャがない場合もあります。objファイルについての詳細
objファイルの典型的な例:3つのファイルを、1つのフォルダの中に入れて管理。この場合、ballフォルダの下に、ball.obj(立体形状)、ball.mtl(テクスチャ情報)、sampleTex.png(テクスチャ画像)が入っています。
バーチャリオン Virtualion®で立体データを展示するためのフォルダ構成
オフラインで、すなわちネットに公開せずに展示を作成する場合は、MyModelsフォルダに、立体データをひとまとめにしたフォルダを配置します。そして、Rittais.txtに、立体データの位置を書き込みます。上記のballの例だと、MyModels/ball/ball.objと書き込みます。このとき、.objファイルの位置を書き込むことに注意してください。
ネット上で公開することを前提にしている場合には、ballフォルダを圧縮してください。立体データを格納したフォルダの上で右クリックをすると、データを圧縮することができます。上記の例の場合、ballフォルダを右クリックして圧縮します。すると、ball.zipフォルダが生成されます。そして、Rittais.txtには、MyModels/ball.zipと書き込みます。この場合、圧縮前のデータは、MyModelsフォルダから取り除いてもかまいません。
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