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【メタバースイベント作成入門】ご購入者の皆様へ

2024/03/18に公開

『メタバースイベント作成入門 clusterイベント開催とワールド・アイテムの作り方』をお買い上げの皆様へのご案内です。

サンプルプロジェクトや会員特典(付録)の解凍について

翔泳社様サイトよりダウンロード可能なサンプルプロジェクト・会員特典(付録)は、Windowsの標準機能で解凍された場合などに、環境によってファイルの文字化けが生じることがあるという報告を頂きました。
もしファイルの文字化けが起きてしまった場合は、恐縮ですが「7-Zip」や「ExpLzh」などの解凍ソフトをご利用くださいませ。

文字化けの例

本書を書き終わった後のclusterの進化・新機能につきまして

「ベータ機能」など、本書を書き終わった後のclusterの進化については会員特典(付録)データに収録されております。
しかし、付録データ執筆後もさらに重要な新機能が出てきております。 ここではそれを説明いたします。

自分の声を確認したり、ボイスチェンジャーを使ったりする機能

「ボイスカスタム」機能により、自分の声が他人にどう聞こえているか基本的なチェックをすることができるようになりました。もちろん他のユーザーの方の環境やclusterのサーバーの状況なども影響する可能性はあるのでカンペキではありませんが、少なくとも「PCにマイクが上手く認識されていない」「思ったより周りの環境音・ノイズが大きい」といった問題が自分でチェックできるのは大きいです!
イベント前には「ボイスカスタム」で自分の声をチェック、これは意識するようにしましょう!

PC・スマホの場合、ボイスカスタムは画面の下

ミュートを解除して「自分の声を聞く」をONにすると、しゃべった後に自分の声が聞こえてくる。上のほうにあるのはボイスチェンジャーボタン

さらに「ボイスチェンジャー」機能もつきました。簡易的なものではありますが、「地声では恥ずかしい」という方はもちろん、「劇イベントで悪役の声や妖精っぽい声に変わる」といった活用方法をしても面白いでしょう!

他人の持つアイテムがしっかりと動きに追従する(ついてくる)ように

これまでclusterでは、他人の持つアイテムはかなりカクカクと動く状態でした。
しかしアップデートにより、他人の手の動きにしっかりとついてくるようになっています! これにより本書135P・図4.2.12にあるような問題は解消され、ワールドにドラムスティックを置いておくようなスタイルも可能になっています!

アイテムを持って移動すると、他のユーザーからだとはるか左に見える。この問題が解消された

また、音楽系イベントで「サイリウムアイテム」を置いておき、振ってもらうようなスタイルも上手くいくようになりますね。
(これまでは「アクセサリ」でないときれいに見えなかった)

「フレンド」だけでなく「フォロー」機能の登場

かつてclusterは「フレンド申請」を行い、それが承認されるとフレンドになるというスタイルでした。フレンドになると、clusterのどこで遊んでいるのかがわかったり、そのユーザーがワールド・イベントを作ったりすると通知が飛んできたりします。

フォローする・フォローされるの考え方が登場

「フォロー」機能の登場により、特に親しくないユーザーの方でも、興味があれば気軽にその活動を追いかけられるようになりました。相互にフォローした場合は「フレンド」となり、従来と同じ形になります。

以前行ったイベントから設定のコピーが可能に

何回も続けて行っているイベントなどは説明文などがほとんど同じになることも多いはずです。
そうしたイベントは、過去のイベントから設定をコピーして新規作成ができるようになっています。あとは開始日時や「第○回」などの表記を調整していくだけなのでラクです。

「マイコンテンツ」の「イベント」から、右のほうにある3点ボタンをクリックし「コピーして新規作成」

ゲスト権限などのユーザーリストをインポート・エクスポート可能に

また、イベントによっては 「毎回この人たちをゲストにしている」「毎回この人たちをブロック(追放)している」といった作業が生じることもありました。こうしたリストを書き出したり読み込んだりできるようになり、手間が軽減されました。

(C)Cluster, Inc. 画像はcluster公式より。イベント編集ページの「ゲスト権限を与える」「ユーザーの追放」から可能

モーションパターンの増加

女性アバターなのに男性的な走り方をしてしまう、といった不満がある場合は「モーションパターン」を変更することで対応できるようになりました。

アプリの「アバター」から走っているようなボタンをクリック

3つのパターンから選択

遠くのアバターの「簡易表示」が可能に

遠くにいるアバターを「簡易表示」することで、より負荷を下げることができるようになりました。
clusterではワールドの処理よりアバター表示の処理が重いことも多いようなので、活用すればかなりプレイが快適になるはずです。

遠くのアバターがピクトグラムのように「簡易表示」されている

Vアイテムが一部変更されました

これまであった「花輪」「くす玉」などはずっとイベント会場に名前つきで残り続けるものでしたが、これは負荷軽減の意味もあって廃止されました。代わりに、あるラインより上の高額なVアイテムが贈られた場合、コメント欄にそれが表示されて残るようになりました。

プロフィール欄の変更

ワールド内で他のユーザーのアイコンをクリックしたときにプロフィールが表示されます。そのユーザーがどんなワールドを作っているか、どんなイベントを開いているか、どんなクラフトアイテム・アクセサリを作っているかなどがわかりやすくなりました。

その他

その他「ベータ機能」では「ポストプロセス(Post Processing Stack)」による画面効果をスクリプトから変更できるようになるなど、イベントと関係がある点もない点も様々な進化が始まっています!

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