クラスターカンファレンス2023夏でクリエイターに関係しそうだったところ
Cluster Conference 2023 in Summerが本日6/22に開催され、その中で発表された新機能について、クリエイターの視点から見てみましょう。
これらの新機能は6月下旬から8月上旬にかけてリリースされる予定のようです。
自分だけの「ホーム」を作れる！
「ホームクラフト」機能が発表されました。これは、テンプレートをベースに自分だけの「ホーム」をワールドクラフトのように編集できるというもの。自分の個性を反映したホームを作り、フレンドを招待することも可能になります。
さらに、「マイホームパック」も登場。これにより、ホームクラフトでもワールドクラフトでも、家具のような新アイテムをたくさん配置できるようになります。
ミッションで得られるclusterポイントでアバターやアイテムゲット！
次に、clusterポイントと商品チケットの登場です。clusterポイントをためるとチケットをもらえ、このチケットでアバターやアイテムを購入できます。「チケット引換対象賞品」については、従来の購入方法とは異なる形になるようで、詳細は今後の説明会で明らかにされる予定です。
clusterポイントは、ユーザーがcluster内で様々な「ミッション」を達成することで獲得できます。これにより、従来のように現金でクラスターコインを購入するよりも手軽にアイテムを手に入れることが可能になります。クリエイター側はアイテムなどを賞品として提供するチャンスが得られます。
モーション強化！
新たに追加される「走る」動作も注目です。PCならSHIFTキーを押しながら移動することで、より速く移動できるようになるようです（ほか高くから着地したらしゃがみこむなど）。
これにより動きの幅が広がる一方で、従来よりも遠くに飛べるなどの影響も出るため、アスレチックワールドなどでは初期速度を遅くしたり、地形の幅を広げたりする調整が必要になるかもしれません。
ステレオ音声で音楽体験を豊かに
ステレオ音声機能の追加。「サブ音声」からステレオ音声を出すことができるようになります。これにより、DJやライブイベントなどを開催する方々は「サブ音声」を活用して、より広がりのある音を表現できるようになります。
ベータ版で新機能を試そう！
Cluster Creators Kit（CCK）の新機能は、今後ベータ版として提供されるようです。これにより、新機能がより大胆に提供され、クリエイターの皆さんが新たな可能性を探る機会が増えるでしょう。
ただし、今回の発表ではCCKの具体的な新機能については触れられていませんでした。
クリエイターと企業をつなぐ新会社
また、クラスター社の子会社として「クラスタークリエイタージョブズ株式会社」の設立が発表されました。この新会社は、クラスター社に来る企業案件をクリエイターに紹介するなどの仲立ちを行うことになります。
ただし、クリエイターの登録にはポートフォリオ審査があり、1年以上前からCCKを使ったワールド作成をしていること、さらに直近60日以内にワールドアップロードもしくは更新をしていることなど、ハードルはそれなりに高いようです。この大きな取り組みに対して、クラスター社は慎重な導入を進めていく姿勢を見せています。
以上、Cluster Conference 2023 in Summerで発表された新機能の一部をご紹介しました。
実際にこうした機能が実装されるのは、最初に述べたとおり6月下旬～8月くらいのようです。
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