Neovimに戻ってきた
Neovim → VSCode → Intellij IDEA → VSCodeとエディタを変えてきたが、Neovimへ戻ることにした話。
なぜNeovimに戻るのか
筆者はもともとVSCode が使えないほどスペックのパソコンを使っていたので、そんなパソコンでも動くNeovimを使っていました。しかし、新しいパソコンでVSCodeが動くこと感動してつい乗り換えてしました。
その後Inttelij IDEAに乗り換えたりもしましたが、今いち自分と合わない気がしてすぐにVSCodeに戻りました。
しかし、vim-jpでNeovimの各種プラグインの情報などを見ていると、自然とNeovimへの興味が戻ってきて、もう一度Neovimを使ってみようと思いました。
Neovimをもう一度使ってみようと思いついたのが12/29だったので、元日までに設定を終わらせました[1]。
変更した箇所
過去に使っていたNeovimの設定は壊れていたので、直すついでに以下のような点を修正しました。
マルチファイルにした
今までは、
.
├── README.md
├── init.lua
├── lazy-lock.json
└── lua
├── keymaps.lua
├── options.lua
└── plugins.lua
のようにNeovimのconfigをわずか4ファイルで管理していたため、すべてのプラグインの設定がplugins.lua
に書かれていました。
そのため、plugins.lua
が675行にも肥大化していました。
このように巨大な1つのファイルにまとめると、以下のような問題が発生します。
-
プラグインの全体像がつかみにくい
675行にわたって書かれている各プラグインの設定を把握するのは至難の業です。 -
プラグインの追加が面倒
プラグインを追加するときに、plugins.lua
をスクロールして追加するのが面倒でした。
また多くのプラグインが列挙されているので、どこに追加するのかが適当になっていました。 -
特定のプラグインの設定を探すのが面倒
プラグインの設定を探すときには、いつもplugins.lua
をgrepして探していました。
しかし、それではプラグインの名前を完全に覚えてなかったらジャンプできなかったり、dependencies
に書かれているプラグイン名にジャンプしてしまったりと大変でした。
そこで
.
├── README.md
├── init.lua
├── lazy-lock.json
└── lua
├── config
│ ├── custom.lua
│ ├── init.lua
│ ├── keymaps.lua
│ ├── lazy.lua
│ └── options.lua
└── plugins
├── barbar.lua
├── colorsheme.lua
├── conform.lua
(その他たくさんのプラグイン)
├── vimdoc-ja.lua
├── wakatime.lua
└── which-key.lua
のように、1プラグイン1ファイルで管理するようにしました。
このようにすることで、
- 使用しているプラグインを簡単に把握できる。
- プラグインの追加がファイルを作成するだけで簡単
- みたいプラグインの設定がすぐに見つかる
といったメリットが得られました。
一方、
- ファイル数が多いので、複数ファイルにまたがって編集する必要がある
といったデメリットも生まれました。
このデメリットは画面の分割したり、数アクションでファイルを変更できるようにすることで対応しました。
telescope.nvimをやめてfall.vimに変えた
少し使いづらく動作に不満を感じていたtelescopeをやめて、ありすえさんが作っていらっしゃる
fall.vimというファジーファインダーを使い始めました。
今の所さくさく動いているので特に不満はありません。
コメントプラグインを消した
今まではnvim-commentというプラグインを使っていましたが、Neovimにはデフォルトでcommenting
というコメントアウトする機能が備わっています。
機能を吟味した所、このcommenting
で十分だと感じたので、プラグインを消しました。
まとめ
こんな感じでNeovimに戻ってきました。
これからもよろしくNeovim!
-
紅白見ながらNeovimの設定してました ↩︎
Discussion
リンクミスを見つけました。
https://github.com/vim-fall/fall.vim
ご報告ありがとうございます。
修正しました。