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lazy.nvimで差分を確認してからアップデートする

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はじめに

プラグインをアップデートしたら動かなくなった、という経験はありませんか。
特に仕事等の作業前にアップデートして動かなくなると焦りますよね。
万が一動かなくなってしまった場合は lazy-lock.json を使って復元できますが、今回はトラブルを未然に防ぐ方法を紹介します。

:Lazy checkで更新内容を確認する

:Lazy check を実行してください。もしくは既に lazy.nvim の画面を開いている場合は C をタイプします。
すると、以下のようにアップデート可能なコミットの一覧が表示されます。

:Lazy checkの画面

プラグインがConventional Commitsに従っている場合、画像のように破壊的変更(Breaking Changes)が含まれているとそれを明示してくれます。
コミットにカーソルを合わせて d をタイプすると、コミットの内容(差分)が確認できます。

commitの確認

このように、アップデートによって適用される変更内容を事前に確認できます。

プラグインを一つずつアップデートする

:Lazy check で更新内容を確認し、変更内容に問題なさそうであれば、プラグインにカーソルを合わせて u をタイプして更新します。
設定の変更が必要そうなプラグインは後回しにし、時間のある時に更新すると良いでしょう。

lazy.nvimの操作方法を忘れたら

? をタイプするとキーマップ(操作方法)が表示されます。

:Lazy helpの画面

それでもアップデートして壊れたら

lazy-lock.json を正常に動作していた時点の状態に戻し、:Lazy restore しましょう。
もしくは気合で修正しましょう。

余談

なお、この記事を書いてる最中に、何も考えずEmacsをアップデートしようとして、以下にハマりました。

https://github.com/d12frosted/homebrew-emacs-plus/issues/854

確認は大事。

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