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関数入門(JavaScript)

2023/12/08に公開

🌐 関数とは

🔥 この記事を読むとできるようになること

  1. 関数とは何か、何故使うのかわかる
  2. 関数を宣言できる
  3. 関数を呼び出せる
  4. returnキーワードを使って関数から値を返すことができる
  5. return文とconsole.logの違いがわかる
  6. console.logを使ってコンソール上に値を出力できる

✅ 簡単な関数

関数とは、プログラミング時に細かな指示を一塊にし、それに付けたラベルのこと。

getGreetingという関数を作ってみよう!

getGreetingは文字列型の引数(ひきすう)を1つ取り、
アウトプットとして文字列型のデータを返す関数。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

関数getGreeting
function getGreeting(name) {
  return "Hello, " + name + ".";
}

console.log(getGreeting("Mr Anderson"));
// => "Hello, Mr Anderson."

// function: コンピュータに関数を作ろうとしていることを宣言
// getGreeting: 関数名(この名前を使ってこの関数を呼び出す)
// (name): (仮引数)で関数に渡すインプットを指す
// {return ~ }: {関数の中身}でコンピュータにさせたいこと
// return: JavaScriptの返り値は1つだけでreturn後の値が返される
// getGreeting(): 関数を呼び出すには関数名だけでfunctionはいらん
// (): (実引数)で関数呼び出し演算子と呼ばれ、関数を実行する

引数(インプット)は任意。
例えば下記の関数meaningOfLifeは42という数字を返すだけで、
引数は取らない。

関数meaningOfLife
function meaningOfLife() {
  return 42;
}

console.log(meaningOfLife());   // => 42

🦾 実際に書いてみよう!

引数(数値型)を1つ取り、引数に10を足した数を返す
addTenという関数を作って下さい。

下記雛形を参考に書いてみよう!

関数addTen
function addTen(number) {
  // Your code here.
}

console.log(addTen(5));   // => 15

👾 関数をさらに理解する

もし、addTenがreturnキーワードを持っていなかったら?

全ての関数は何かしら返す。
もし、return文がない、つまり明示的に値を返していなければ、
undefinedを返す。

また、関数宣言をするとき、return文を書き忘れるよくあるミスに注意しよう。

undefinedを返す関数
function addTen(number) {
  number + 10;
}

console.log(addTen(5));   // => undefined

関数の中ではconsole.log()を使うこともできる。
関数が何をしているのか確かめるのに便利なテクニック。

console.log()の活用
function addTen(number) {
  console.log("The argument is", number);   // => "The argument is 5"
  return number + 10;
}

console.log(addTen(5));   // => 15

return文の後にコードを書くとどうなる?
何がコンソールに表示される?
コンピュータがreturn文に到達すると
関数は値を返して処理を終了する。

return文後に記述されたコードは実行されない。

return文の理解
function addTen(number) {
  console.log("The argment is", number);
  return number + 10;
  console.log("The return value is", number + 10);   // 実行されない
}

console.log(addTen(5));

🧐 returnとconsole.log()の違い

returnはreturn文の中の式の値を返す。
また、処理を終了します。

return
function addTen(number) {
  return number + 10;
}

addTen(5);   // => 15

console.log()はコンソール上に値を表示するだけで値を返さない。
また、途中で処理を終了しない。

console.log()
function addTen(number) {
  console.log(number + 10);
}

addTen(5);   // => undefined

📚 レビュー

  1. 関数とは
  2. 関数を呼び出すには?
  3. 関数宣言と関数呼び出しの違いは?
  4. 関数から値をアウトプットさせるためのキーワードは?
  5. 関数にreturn文がない場合、その関数が何を返す?

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