😽

RESTful(レストフル)とは?初心者向けにやさしく解説

に公開

RESTful(レストフル)とは?初心者向けにやさしく解説

WebAPI を設計するときによく聞く「RESTful(レストフル)」って、どういう意味なんだろう?🤔
この記事では、初心者でもわかるように RESTful の考え方を整理してみます!


REST とは?

REST = Representational State Transfer(表現の状態の転送)


RESTful とは?

REST の考え方に沿って設計されている API のことを「RESTful」と呼びます。
つまり、Web の仕組みを素直に使った API です。


RESTful Web API の特徴

① リソース(資源)を URI で表す

  • 「ユーザー」「記事」「商品」などがリソース
  • URI(URL)でそのリソースを表す

例:GET /users/123 → ユーザーID 123 の情報を取得


② HTTP メソッドを使い分ける

  • GET : データを取得
  • POST : 新しく作成
  • PUT / PATCH : 更新
  • DELETE : 削除

例:
POST /articles → 新しい記事を作成
DELETE /articles/5 → 記事5を削除


③ ステートレス(stateless)

  • サーバーは「前に送ったリクエストの状態」を覚えない
  • 毎回必要な情報をリクエストに含める

④ 一貫したルールで設計

見ただけで「何をする API か」想像できるのが理想です。

例:
GET /articles → 記事一覧を取得
POST /articles → 新規記事を作成
GET /articles/5 → 記事5を取得
PUT /articles/5 → 記事5を更新
DELETE /articles/5 → 記事5を削除


RESTful にするメリット

  • API の使い方が直感的でわかりやすい
  • 一般的なルールに従うので、他の開発者も理解しやすい
  • 拡張性が高く、大規模開発にも向いている

まとめ

  • RESTful = Web の仕組み(URL, HTTP メソッドなど)を素直に活かした API 設計
  • リソースを URI で表し、操作を HTTP メソッドで表す のが基本
  • 初めて触る人でも直感的に理解できる、使いやすい API になる

Discussion