プロジェクトの認識合わせをしよう
プロジェクトで認識合わせしたよ。というはなし。
あれ?認識ズレてる・・・?
〜プロジェクト開始時〜
プロジェクトマネージャー 「コーポレートサイトなので『デザインやアニメーションに力を入れるページ』と『シンプルでわかりやすさ重視のページ』を分けて、メリハリのあるサイトにしましょう。」
...
〜ある程度コンテンツも決まりデザインも進行中〜
デザイナー 「サイト訪問時、ページ遷移やコンテンツ表示時でリッチにできないか」
わたし(フロントエンド)
(…あれ?ページ遷移とかの話まで出てなかったけど…サイト全体はアニメーション作り込みすぎないと思い込んで工数とかスケジュール相談してたな…期間もないし…やれるか??どうしよう…?実は他にもちょこちょこ気になることある...🥺)
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こんな感じで、個別で相談されたときに判断できず、そもそもプロジェクトとしてもう少し話した方がいいんじゃ?!となりました。
プロジェクトメンバーで認識をあわせる
プロジェクトマネージャーに相談し、認識合わせのためのWSを実施させてもらいました。
ツールはMiro(オンラインホワイトボード)を使って、喋りながら付箋や資料を貼っていく形で進めました。
定例MTGなどとは別で開催した方がいいと思います。
👆イメージ
今回は以下のポイントでディスカッションしました。
- プロジェクトでの目標は?
- サイト全体でのアニメーションのレベル感は?
- そのほか懸念点
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流れはざっくり。特に決まりはないです。
- 前提として「プロジェクトメンバー内でそれぞれ目指しているサイトが違う」気がしたことを説明
- それぞれの認識や意図を出す
- 「デザインやアニメーションに力を入れるページ」と「シンプルでわかりやすさ重視のページ」という共通認識から再確認するため、サイトマップなどの資料を元に、経緯や意図を共有してもらったり
- 表現に力を入れるのか、効率を重視するのかなどの力の入れどころ
- プロジェクトと個人の目標があるのかなど
- 落としどころ・共通認識の再確認
...
それぞれの持っていた認識や意見を出していくことで、
「実は先方がこういうことも思っていて」「これとこれの両立は厳しい」というのが整理できました。
結論を出すのも大事ですが、誰が何を軸に考えてるかわかったのもよかったです。
きいただけで認識がそろってるわけじゃない🙈🙊🙉
キックオフでプロジェクト概要ををきいたり、定例MTGで進捗や決定事項を聞いてはいたのですが、そこで話題に上がっていない部分だったり、簡単に共有されていること、先方の温度感などまでは見えていないことが結構あります。
また、プロジェクトに関わるメンバーが、別で目標があるかもしれません。
認識がずれたまま進むと、後々タスクが増えたり、逆に不要な作り込みをしてしまったり…
何より、作業中にモヤモヤしているとパフォーマンス下がりやすいです。
特に、忙しい・時間がないを理由に共有が省かれて認識がずれてしまうケースもありますが、そういう場合こそ、認識合わせの時間を作ったほうが、結果的にスムーズに進めることができるはず。
早めに認識合わせの場を設けるのをオススメします!
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