雑談ジャーナルのプロトタイピング(検証編)

検証が必要な要素
雑談苦手克服のためにあらゆる文献を調査してみたが、どの文献にも共通していたのが雑談の場数を増やして傷つく経験をすることが解決策として挙げられていた。
これは長期間かけて苦手を克服する必要があると感じた。
雑談の場数を増やすために、雑談をしたくなるモチベーションアップが必要であると考えた。
↓
そこで、自分の成長を実感することができれば雑談をしたくなるのではないかと考えた。
最終制作企画において、検証すべき要素(価値・機能・UIなど)以下のように洗い出した。
- 日々の雑談内容を記録できること
- 成長が定量的に可視化できること
- 次回の雑談に向けてのアドバイスを提案できること
- 実際の音声から雑談内容を評価できること
- 別途、雑談音声記録用のハードウェアを作製すること(襟につけるクリップのようなものを想定)
- 手動で記録するのではなく、自動的に記録ができること

プロトタイプの検討
a. 検証優先度が高いもの
b. 該当する宿題期間に実装からフィードバックまでのサイクルを回せるもの
の2つの視点から検証の優先順位を以下のように考えた。
-
日々の雑談内容を記録できること
-
成長が定量的に可視化できること
-
次回の雑談に向けてのアドバイスを提案できること
-
実際の音声から雑談内容を評価できること
-
別途、雑談音声記録用のハードウェアを作製すること(襟につけるクリップのようなものを想定)
-
手動で記録するのではなく、自動的に記録ができること
5以降はハードウェアが絡むため、フィードバックには間に合わない。一旦プロトタイプとしては4までの検証を目指すこととする。

仮説
第一に 雑談内容の記録 ができるプロダクトということで、WebアプリケーションのようなUIが良いと考えた。
ただ、自分が使用する際にスマホからブラウザをわざわざ立ち上げて記録するのは面倒だと感じる。
できるだけネイティブアプリのような使用感で記録できるアプリケーションが望ましいと考えた。
フィードバックまでのサイクルを回せるものとして、ノーコードのアプリ開発ツールを使用することを考えた。
候補として、
- Glide
- AppSheet
- Adalo
- Bubble
などが挙げられるが、開発実績もあり二次情報も豊富なAppSheetを選定することにした。

実装過程は別記事にまとめた
フィードバックと改善に向けて
自分と同世代の女性とメンターの2名
価値
- 本当にこのプロダクトで雑談が楽しくなっているのか。
⇒正直、楽しくなった実感がない。ただ雑談をしようというモチベーションは上がったと感じる。楽しさは克服していく中で感じていくのではないか?
機能
- 記録が1回1回登録するようになっているため、同じ相手でも日ごとに記録が分かれてしまう。同じ相手との雑談記録は一つのナレッジとして貯めていった方が良いのではないか。
- ライフログ系のプロダクトで差別化を図るには尖った機能が必要ではないか。
- ただ、目玉機能よりは自分が欲しい機能を優先すべきではないか。
- FFmpegでm4aからmp3に変換できるのではないか。
⇒CFを見据えると他にはない目玉機能があった方がよいと感じる。
が、それが自分のビジョンにつながるかを考えることが優先だと考える。
UI
- 記録が手動なのは面倒。
- 棒グラフではなく折れ線グラフや期間の変更などできた方がよいのではないか。
⇒UI面に関しては、自分の調査不足、ノーコードツールの限界があると考えるので引き続き調査が必要。