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[資格受験]Terraform Associate を振り返る

2021/08/19に公開

はじめに

先日、HashiCorp Certified: Terraform Associateを取得しました。それまでの過程や試験についてメモを残します。

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About "HashiCorp Certified: Terraform Associate"

The Terraform Associate certification is for Cloud Engineers specializing in operations, IT, or development who know the basic concepts and skills associated with open source HashiCorp Terraform. Candidates will be best prepared for this exam if they have professional experience using Terraform in production, but performing the exam objectives in a personal demo environment may also be sufficient. This person understands which enterprise features exist and what can and cannot be done using the open source offering. Visit our exam partner to schedule and take the exam.

なにが どんなん
試験方式 オンライン
試験時間 1時間
受験費用 $70.50 USD plus locally applicable taxes and fees
言語 英語
回答方法 多岐選択式(コマンドやファイル名入力で答える問題もある)
有効期限 2年

最新の情報はこちらをご確認ください。

About me

スペック

セキュリティベンダーのテクニカルサポート3年目。

  • Terraform 歴2週間
  • CTF の問題用にCloudFormation で環境を用意した経験あり
  • パブリッククラウドの経験
    • AWS : 自社製品の検証と前述のCTF 関連プロジェクト、11冠
    • Azure : 主要なサービスの名前が分かる程度、AZ-900
    • GCP : ログインしたことある
  • 英語
    • 業務で読み書きはするが、話すのは得意ではない

受験のきっかけ

  1. CloudFormation を書いて不便だと感じる場面があった
  2. 単一のツールでオンプレもクラウドも管理したい(学習コスト低)
  3. 自社製品がTerraform のコンプライアンススキャンに対応した

使用したリソース

会社でUdemy for Bussiness のアカウントがあるので、トータル0yen でした。ない場合は、2,400 円程度の出費です。

Udemy for Bussiness

All in one course for learning Terraform and gaining the official certification.

10時間で試験範囲を網羅的学べます。インド訛りの英語でめちゃ早口です。しかし、解説やデモが丁寧で体系的な理解に繋がりました。

HashiCorp Certified: Terraform Associate Practice Exam 2021

3回分の模擬テストです。評価が高く実際のレベルに近いです。
ただし、実際のテストにはあるコマンドやファイル名を入力する問題は含まれません。

公式ドキュメント

Exam Review - Terraform Associate Certification

公式の試験ガイドです。試験当日に復習の目的で目を通しました。"terraform taint"コマンドはv0.15.2 以降では非推奨など、ここで初めて知った情報も少なからずあった。

その他

Jayendra's Cloud Certification Blog

Jayendra さんのブログでAWS 認定受けてた時からお世話になっています。試験のポイントが箇条書きで記載されています。

試験

申し込み

こちらから申し込みます。注意点として、身分証明書に記載されている名前と作成するHashiCorp のアカウントの名前を一致させる必要があります。

※免許証なら漢字、パスポートならアルファベット

身分証明書

ネットの記事をみるとパスポートを利用している人しかいなかったです。
しかし、パスポートの期限が切れていたので免許証を使用。

当日

試験時間の30分前からチェックインができます。試験開始までに割とトラブったので早めに進めるのが吉。

  1. 身分証明書の写真アップロード
  2. 部屋の360°動画のアップロード
  3. 顔写真のアップロード
  4. アップロード情報の検証が終わるまで待機
  5. 追加の確認
  6. 試験

情報のアップロード後に、改めて身分証明書をWeb カメラに映すように指示がありました。
追加で氏名と有効期限の場所を指さしてくれ、と依頼があり対応。漢字ですまんやで、、、

その後、デスク周りについていくつか指示がありました。

  • 使用していないモニターは何か布で覆って隠してくれ
  • モニターアームをどっかにしまってくれ(joystick って言われて?になった)
     →強力にデスクに固定されているから難しいと答えたら、そのままでok と言われた
    - デスクの天板裏を映してくれ
    - 試験に使用していない、デスク下に置いてあるサーバの電源が付いていないことを証明してくれ

結果

73% で合格でした。試験後、10分程度でデジタルバッジと試験レポートがメールで届きます。
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まとめ

Terraform について体系だって学べる良い機会でした。難易度としてはAWS SAA より簡単に感じました。ただし、英語の読み書きが必要。学習リソースや試験本番を含めて、「ついでに英語の勉強したる!」ぐらいの気持ちで取り組むのがちょうど良い心持ちだと思います。

ハンズオンの過程でTerraform Providers のレジストリを眺めていたところ、自社の競合製品のprovider はあるのに、自社製品はないことに気がつきました。今後は自分でcommunity provider をつくって公開してやろうと企んでいます。(Go の勉強しよう、、、)

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