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Java | Eclipse | Spring Bootプロジェクトのひな型作成方法

2024/12/14に公開

Java

Eclipse

  • "Spring Boot"における「プロジェクト」とは、"Spring Bootを利用して開発する「アプリそのもの」"のこと。
  • "ビルドツール"は、"アプリケーションが動作するように組み立てるツール"のこと。具体的にはプログラムの変換作業(コンパイル)や、変換されたファイルの整理などを行ってくれる。

SpringBootプロジェクトのひな型作成方法

  • "Spring Boot"における「プロジェクト」とは、"Spring Bootを利用して開発する「アプリそのもの」"のこと。
  • Eclipse での SpringBootの開発ツールは、"Spring Tool Suite (STS)"。
  1. Eclipseを起動する。
  2. Eclipseの「ファイル > 新規 > Spring スターター・プロジェクト(Spring Initializr)」を選択し、プロジェクト作成ウィザードを開く。
  3. Spring スターター・プロジェクト(Spring Initializr)"画面で以下を設定する。
    • 名前
    • タイプ:タイプとはビルドツール(アプリが動作するように組み立てるツール)のこと。
    • Java バージョン
    • パッケージ

※ "Maven"について

  • "Spring Initializr"の"タイプ"には、"Maven"または"Gradle"を選択できるが、一般的には"Maven"が使用される。
  • "Maven"は、Javaプロジェクトのビルド管理ツールの1つ。
  • "Maven"は、依存関係の管理やプロジェクトの構成を簡単に行うためのシステム。
  • "Spring Initializr"では、"Maven"を使用してプロジェクトを生成することができ、"POM(Project Object Model)ファイル"を通じて依存関係やプロジェクトの設定を管理する。これにより、必要なライブラリを簡単に追加・管理することが可能になる。

4.Spring Bootのバージョンや依存関係(プロジェクトが利用するライブラリやフレームワークなど)を選択する。

「使用頻度高」に表示されていれば、そこからチェックを入る。表示されていなければ、「使用可能」から直接検索し、検索結果からチェックを入れる。

ライブラリやフレームワークなど 説明
Spring Boot DevTools ソースコードの変更時にアプリを自動で再起動するなど、開発効率を上げてくれるライブラリ。
Lombok アノテーション(@から始まる簡単なコード)を記述するだけで、ゲッターやセッターなどを自動生成してくれるライブラリ。このライブラリを利用することで、ソースコードを簡潔に記述できるようになる。
Validation データ入力時の検証機能を提供するライブラリ。このライブラリを利用することで、例えば会員登録時の「氏名が入力されているか」「パスワードは8文字以上か」といった検証機能を簡単に実装できる。 "Validation"だけは「選択済み」の日本語表示が「検証」になるので注意
Java Mail Sender メール送信機能を提供するライブラリ。今回の例では、会員登録時のメール認証機能を実装するときに利用する。
Spring Data JPA データベースとのやり取りを簡単にするフレームワーク。
MySQL Driver JavaアプリからMySQLに接続するためのJDBCドライバ。
Spring Security 認証や認可などのセキュリティを担当するフレームワーク。ログイン機能を実装したり(認証)、特定のロールにアクセス権限を付与したり(認可)するときに利用する。
Thymeleaf Spring Bootで利用が推奨されているテンプレートエンジン。
Spring Web Spring Frameworkの一部。Spring BootでWebアプリを作るためには必須。
  1. [完了]ボタンをクリックすると、しばらくしてプロジェクトが作成される。プロジェクト名の左側に表示されている矢印ボタンをクリックすると、さまざまなファイルが作成されている。これがSpring Bootプロジェクトのひな型。

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