AWS認定 DVA-C02に合格したのでまとめ
はじめに
2023年5月31日にAWS認定のDVA(DVA-C02)を受験し、合格しました。
現在のAWS認定取得状況: CLF-C01, SAA-C03, DVA-C02
思いのほかギリギリのスコアになりましたが、既に取得しているAWS認定と同様に初回の受験で合格することができました。
対策や所感など試験について振り返りを記しておきます。
試験概要
DVAはAWS認定のアソシエイトレベルに分類される認定資格です。
同じアソシエイトレベルのSAAと比較して、より具体的な開発手法、設定内容にフォーカスした内容が出題されるようでした。試験範囲のサービスは重複しているものが多い印象ですが、サービス間の繋がりよりも各サービスについてのより深い知識が要求されます。
詳しくはAWS公式の試験ガイドにて確認できます。
試験のレベル感
DVAはSAAと比較すると比較的簡単な印象を受けました。(と言いつつもスコアはSAAより取れていませんが…)
どちらかといえば各サービスの設定や使い方に寄った問題や、トラブルシューティングのように経験則で答えられそうな問題が出題されます。AWSをフル活用した開発経験がなくとも、主要なサービスを個別に触ったことがあれば問題文の状況はイメージしやすいのでは無いかと思いました。
回答を選択する際にSAAの知識が役に立つ場面もありましたが、既にAWSでの開発経験がある方であればDVAのほうが問題自体はとっつきやすく感じるかもしれません。
学習方法
DVAは2023年2月28日にDVA-C01からDVA-C02へ試験内容が一部変更されています。
C02対応を謳った教材は市販されているものには見当たりませんでしたが、試験範囲が大きく変更されているわけではなさそうなのでC01ベースの学習を実施しています。練習問題を解いて類似問題に期待するよりも、対象サービスをしっかりと理解しておく事で柔軟に対応できると思います。
テキスト
テキストはkindleにてC01対応のものを購入しました。ポケットスタディという割にはかなりボリュームがあります。具体的な設定や使い方も記載されており、試験に留まらず開発時にも参考にできそうな知識が得られました。
AWS公式情報
テキストがC01版のため、試験範囲の主要なサービスについてはAWS Skill Builderおよび公式ドキュメントにて最新の情報を把握するようにしました。
模擬問題(AWS Skill Builder)
AWS Skill BuilderにてAWSが提供してる模擬問題を実施しました。
20問の小規模なものは無料ですが、今回はサブスクリプションにも加入して65問の本番相当の問題も利用しています。
各選択肢への解説や関連ドキュメントも示されており、本番前に抜けている知識を補完するのに活用できました。
受験
例によって試験会場にて受験しています。
SAAと比べて変わった点は特にありませんでした。
今回は試験結果が当日中に届きました。GW期間中に受験したSAAは数日かかっていたので、平日に受験するほうが素早く対応されるのかもしれません。
DVAの所感など
DVAで求められる知識範囲はSAAと比べてより実践的なものに感じました。…が、それは私がアーキテクト的な業務をあまりしていなかったためかもしれません。
SAAと比べると本腰を入れた試験勉強はしていませんが、過去の経験から答えられる問題も多々あり、デベロッパーとしては自信につながる受験になりました。
試験勉強の中で初めて知る知識もあり、新たに得るものがありました。ただ、DVAに求められる知識の性質上、実際に使わないと直ぐに忘れてしまいそうではあるので、定着のためにも実用する機会は欲しいところです。
今後
DVAの取得により、目標としている4冠まであと一歩となりました。
モチベーションを保つためにもできるだけ早い段階でSOAも取得しようと思います。
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