AWS認定 SAA-C03に合格したのでまとめ
はじめに
2023年5月2日にAWS認定のSAA(SAA-C03)を受験しました。
AWS認定の受験は3月末のCloud Practitioner(CLF-C01)に続き2回目です。
今回も初回の受験で合格できました。(受験費用がういて助かる…)
試験を振り返って学習方法や所感などまとめておきます。
試験概要
今回受験したのは、AWS認定のアソシエイトレベルに当たるAWS Certified Solutions Architect - Associateです。
全部で3つ存在するアソシエイトレベルの試験では、試験範囲となっている分野のAWSでの経験が1年程度あることが目安となっています。
その中でもSAAは、AWSの推奨するWell-Architected Frameworkに則ったシステム設計に関する知識が問われる試験となっています。
詳しい試験の内容は以下のAWSが提供する試験ガイドで確認できます。
試験のレベル感
前述の通り、最低でも1年程度の経験者を対象とした試験になっています。
私自身は業務でのAWS経験が期間としては2年以上ありましたが、試験範囲が幅広いため触れたことのないサービスからの出題も多くあり、少し難しく感じました。特にKinesis関連のサービスは動作のイメージが付きづらく苦労したように思います。
逆に経験のあるサービス周りではサクサクと解答を選ぶことができました。
苦労する部分はありましたが各サービスの知識は深い理解を求められるものではありません。AWSサービスの基本的な繋がりや、ベストプラクティスを知識として抑えておけば多少付け焼き刃でも十分に合格できるレベルには感じました。
学習方法
テキスト
- Kindleにて無料で配信されているテキストを使用しました。
- 試験範囲に含まれる具体的なサービスと概要を知るのに役立ちました。
- 既に試験範囲のサービスを触れている人にとってはすこし浅めの情報かもしれません。
- 練習問題がついているので、最初の力試しにも良いと思います。
模擬問題集
- Udemyにて配信されている有料の問題集です。
- ①〜⑥まで各65問収録されていますが、この内SAA-C03に対応した①〜④を使用しました。
- 解説が豊富なため、抜けている知識を広く補完することができました。
- 3周ほど繰り返し解きました。全体的に難しい問題ですが、50%,70%,90%と徐々に正答率が上がっていたので知識がついていくことを実感できました。
公式問題
- AWS公式がAWS Skill Builderで提供している無料の問題セットです。
- 問題数は20問と少ないので、最後の確認として利用しました。
- 有料のサブスクライブに登録すれば更に65問が利用できるので、自信のある方は最初からこの問題集だけでもいいかもしれません。
受験
試験は前回のCloud Practitionerと同じく、ピアソンVueの試験会場で受験しました。
Cloud Practitionerの時と変わったことは特になかったように思います。
自信の持てない問題がいくつかあったため時間がかかり、見直しも含めて試験時間は目一杯使いました。
SAAの感想など
私の業務経験では触れたことの無いサービス、あるいは触れたことがあっても様々な使い方を知らないサービスも試験範囲に多数含まれていました。こうした新たな知識を得る過程は新鮮味があり、広い試験範囲も楽しんで学習できたように思います。
単に認定を受けるため、力試しをするため、という意味合いに留まらず学びを得ることができたと同時に、AWSのスキルを身につけるモチベーションにもなりました。試験準備をする過程でJAWS-UGで開催されている勉強会やハンズオンに参加するようになったので、そういった意味でも得られたものがありました。
今後
引き続きAWS認定の取得を目指し、現在はDVAの学習をしています。
現在の目標はCLF+アソシエイト3種の4冠です。
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