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iFacialMocap Puppeteerの通信がWindowsファイアウォールにブロックされる問題の解決方法

2023/03/19に公開

iFacialMocap Puppeteerは、人物の動きをリアルタイムでキャプチャし、アバターに反映させることができるソフトウェアです。しかし、このソフトウェアを使用している際に、Windowsファイアウォールによって通信がブロックされてしまい、表情が動かずに固まってしまう問題が発生することがあります。

この問題を解決するためには、以下の手順を行います。

手順

  1. Windowsのスタートメニューを開き、検索欄に「Windows ファイアウォール」と入力します。
  2. 「Windows ファイアウォールによるアプリケーションの許可」を選択します。
  3. 「変更の設定」を選択します。この操作には管理者権限が必要です。
  4. 「別のアプリの許可」を選択し、「参照」を選択します。Anacondaを使用している場合、実行ファイルは以下の場所にあります。<<your-user-name>>の部分はご自身のユーザー名に置き換えてください。
C:\users\<<your-user-name>>\anaconda3\envs\talking-head-anime-3-demo\python.exe
  1. アプリ名と説明を入力し、「追加」をクリックします。
  2. プライベートの通信にチェックされていることを確認してください。
  3. ファイアウォール設定を保存して閉じます。

これで、iFacialMocap Puppeteerによる通信がWindowsファイアウォールにブロックされる問題が解決されます。

実行ファイルの場所がわからない場合

タスクマネージャを開いて、実行されているプロセスの中から、Pythonを探します。見つけたら、右クリックで「ファイルの場所を開く」を選択します。そこで表示されるのが許可するべき実行ファイルです。

まとめ

iFacialMocap Puppeteerを使用している際に、Windowsファイアウォールによって通信がブロックされる問題が発生することがあります。この問題を解決するためには、「Windowsファイアウォールによるアプリケーションの許可」からPythonのプライベート通信を許可すればよいです。ただし、実行ファイルの場所は、C:\users<<your-user-name>>\anaconda3\envs\talking-head-anime-3-demo\python.exeになります。

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