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子ども用に macOS (Monterey) をセットアップする

2022/07/09に公開

息子(小学生)にパソコンがほしいと言われたので、使用しなくなった MacBook Pro (2018) を初期化して譲ることにしました。

[MacBook の購買意欲がそそられるキレイなイメージ]

アカウントを切り分けて登録し、Mac の初期設定を行いました。
無料のサービス/アプリのみしか使用していません。

アカウントの作成 (Google/Apple)

まずは2種類の子ども用アカウントを作成します。

1. Google アカウント

Google アカウント(子ども用)は少し前に作成していました。
詳しい手順は忘れてしまいましたが、「お子様の Google アカウントを作成する」の「その他の端末やパソコンの場合」を参考に登録した気がします。

作成した子どものアカウント情報はパスワード管理ソフトでまとめておきます。
無料やコスパで選ぶなら「Bitwarden」でよいかと思います。

2. Apple ID

Apple ID も使い回しはせず、それぞれ個人ごとに作成していきます。
Apple ID(子ども用アカウント)は親の Apple 端末(Mac/iPhone/iPad 等)から作成できます。
お子様用の Apple ID を作成する」を参考に作成していきました。

「システム環境設定」の変更

OSやアプリケーションは、どの環境でも同じように動作することを期待し、なるべくカスタマイズせずに使用したいところですが、最小限の設定を行っていきます。

Dock とメニューバー

Dock とメニューバー > Dock

カーソルを当てると "うにょっ" と動くと楽しいと思うので、少し変化させました。

Spotlight

  • メニューバーに表示: OFF
    Alfred に置き換えるため不要です。

インターネットアカウント

Google を追加して「メール/連絡先/カレンダー/メモ」を ON、iCloud の「写真/メール/連絡先/カレンダー/Safari/メモ/キーチェーン」を OFF にします。

iCloud で OFF にした項目は、それぞれ

で置き換えていきます。

基本的には Google アカウントのみでログインできます。
Google にまとめなくてもよいですが、どの端末でも同じサービスを利用できることが大切です。

アクセシビリティ

ポインタコントロール

  • [マウスとトラックパッド] > [トラックパッドオプション...]
    • ドラッグを有効にする: ON [3本指のドラッグ]
      トラックパッドを押し込まなくてもドラッグできるようになります。

キーボード

[キーボード]

  • キーのリピート: 最大 (速い)
  • リピート入力認識までの時間: 最大 (短い)
  • [修飾キー]
    • Caps Lock: [fn ファンクション]
      何のキーに変更してもよいですが、Caps Lock は消します。さよなら。

[ショートカット]

  • サービス:
    • ショートカットキーが付いている項目: OFF or ショートカットキーを削除
      自分が割り当てたいショートカットの動作に影響を与えてほしくないので。
  • Spotlight:
    • Spotlight 検索を表示: OFF
      Alfred に置き換えるため不要です。
  • アクセシビリティ:
    • VoiceOver のオン/オフ: OFF
    • アクセシビリティコントロールを表示: OFF
  • (フッター部分)コントロール感のフォーカス移動をキーボードで操作: ON
    確認アラートなどの選択肢を Tab (Shift+Tab) で変更できるようになります。

トラックパッド

[ポイントとクリック]

  • タップでクリック: ON
    iOS と同様に、"ぽんっ" と触れるだけでクリックできるようになります。
  • 軌跡の速さ: 右から2番目

[その他のジェスチャ]

  • Mission Control: ON [4本指で上にスワイプ]

共有

  • コンピュータ名: わかりやすい端末の名前

アプリの準備

既に出ているものが多いですが、最低限、楽しめるアプリを準備しておきました。

※Webサイト経由で利用するサービスに関しては、Chrome でWebサイトを開いてから [ショートカットを作成] すれば Dock に入れることができます。


最終的にはこのような Dock になりました

一旦この状態で渡してみようと思います。

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