CALayerのdraw(in:)は描画すべきframe.sizeが無いと呼ばれない

CALayerでCGContextを使った独自の描画をする手立てには、draw(in:)をオーバーライドして使う方法があります。しかし、このメソッドはそのレイヤー自身のframe.sizeに0を含んでいると、そもそもコールされません。draw(in:)を呼ぶ前にまずframe.sizeのwidth/heightいずれも1以上の大きさにしておきましょう。

CGContextを使ったCALayer描画の基本手順：

1. レイヤーのカスタムクラスを作り、draw(in:)をオーバーライドし、任意の描画処理を実装する
2. レイヤーのframe値（特にサイズ）を確定させるか、(1, 1)以上のサイズにしておく
3. レイヤーに対してsetNeedsDisplay()をコールして、システムに描画更新をマークする