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Milk-V Duo 256Mと純正カメラを試す
Milk-V 純正カメラ CAM-GC2083
基板のどこにも記載がないが、CAM-GC2083
ということらしい。
フラットケーブルの幅がほかと違う気がする。
GLAXYCORE社のGC2083 CMOSイメージセンサーを搭載したカメラモジュールで、解像度は最大で2MP。16P MIPI CSIインタフェース。
項目 | 値 |
---|---|
Optical size | 1/3 inch |
Image size | 1920x1080 |
Frame rate | 30fps@Full Size |
フラットケーブルの接続する向きは下図
サンプルのシェルでストリーミング
公式サイトに記載があるサンプルシェルスクリプト/mnt/system/usr/bin/camera-test.sh
で、カメラのストリーミングを開始してみる。
> bash ./mnt/system/usr/bin/camera-test.sh
[SAMPLE_COMM_SNS_ParseIni]-1950: Parse /mnt/data/sensor_cfg.ini
:
Initialize VENC
venc codec: h264
venc frame size: 1920x1080
Initialize RTSP
rtsp://169.254.117.55/h264
prio:0
version: 1.4.0
:
スクリプトを実行すると、ブロックした状態になる。
ネットワークストリームを開いて、rtsp://192.168.42.1/h264
を入力して再生を実行する。通信状態が良い場合は、キャッシュの値を小さくすると遅延が減る。
手元のオブジェクトを撮影。1000円で買えるカメラなのに発色が良くて、正直驚いた。最近のカメラはこのレベルなのかよく分からないが充分だと思う。
映像を見ているとチラチラ矩形が表示される。コンソールを見ると、faceカウント?
ひょっとしてFace Detectorが動作している?
:
face count: 1
face count: 0
face count: 1
face count: 0
face count: 1
face count: 0
face count: 1
face count: 0
:
Youtube動画で撮影したところやはりそうでした。小さい顔は検知漏れするけど、ズレもなく張り付くように検知してます。すごいね。
※ZENNは3MB制限があるので、動画は6FPSの480x270サイズのGIFに変換してますが、実際には2Kでもっと滑らかに映像配信してます。
30分程度動画撮影していると、基板はかなり熱くなるので、チップに小さいヒートシンクぐらいは付けると安心かも。
ただし、コマ落ちしたり、アプリが不正終了せずにずっと動作してました。
YOLOのObject Detectionは今度試してみる予定。
秋月でも販売してました。
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