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🔰DNSとは?

2024/07/08に公開

はじめに

業務でネットワークの勉強がいきなり必要になり、今回は簡単にDNSについてまとめてみました!

DNSとは?

  • Domain Name Systemの略称
  • ドメイン名とIPアドレスとを関連付けして管理するシステム
  • DNSがなければ、ユーザーは覚えにくいIPアドレスを直接入力しなければならない

簡単に言うと、DNSはインターネット世界の「電話帳」のようなものです。名前(ドメイン名)を知っていれば、その名前に対応する電話番号(IPアドレス)を探し出して、ウェブサイトに接続できるようにします。

DNSの仕組み

  1. ユーザーのクライアント(ブラウザなど)
    • ユーザーがブラウザのアドレスバーに「www.example.com」を入力します。
  2. キャッシュDNSサーバー
    • クライアントのローカルネットワーク内 or ISP(インターネットサービスプロバイダー)によって提供されるキャッシュDNSサーバーが最初に問い合わせを受けます。
    • 以前に他のユーザーが同じドメイン名を問い合わせていた場合、その結果をキャッシュとして保持している可能性があります。
      • キャッシュに目的のドメイン名のIPアドレスがある場合: その情報をクライアントに返します。
  3. ルートDNSサーバー
    • キャッシュDNSサーバーに目的のドメイン名のIPアドレスがない場合、キャッシュDNSサーバーはルートDNSサーバーに問い合わせを行います。
    • ルートDNSサーバーは、TLDサーバーのアドレス情報を返します。
  4. トップレベルドメイン(TLD)サーバー
    • キャッシュDNSサーバーは、ルートDNSサーバーから得た情報を使って、該当するTLDサーバー(例:.comドメインの場合は.com TLDサーバー)に問い合わせを行います。
    • TLDサーバーは、そのドメイン名に対応する権威DNSサーバーの情報を返します。
  5. 権威DNSサーバー
    • キャッシュDNSサーバーは、TLDサーバーから得た情報を使って権威DNSサーバーに問い合わせを行います。
    • 権威DNSサーバーは、そのドメイン名に対応する正しいIPアドレスを返します。
  6. キャッシュと応答
    • キャッシュDNSサーバーは、取得したIPアドレス情報を自身のキャッシュに保存し、次回の同様の問い合わせに素早く応答できるようにします。
    • 最終的に、キャッシュDNSサーバーは取得したIPアドレスをクライアントに返します。
  7. クライアント(ブラウザなど)
    • クライアントは、キャッシュDNSサーバーから返されたIPアドレスを使用して、目的のウェブサイトに接続します。

まとめ

最初も書きましたが、DNSはインターネットの「電話帳」のようなものです。私たちは覚えやすいWebサイトの名前を入力するだけで、DNSがその名前に対応するIPアドレスを探し出してくれます。また、キャッシュ機能もあるので、同じドメインへの問い合わせも効率よく可能にしてくれます。

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